アルカイダ訓練基地で爆発、30人が死亡
アフガニスタン国境・北ワジリスタン地区の国際テロ組織アルカイダのものと見られる
訓練基地で19日、爆弾が爆発し、戦闘員と見られる約30人が死亡した。政府当局が
伝えた。
この爆発は同地区の中心都市ミランシャーの西約45キロメートルにあるDatta Khelで
発生した。爆発については相反する証言があり、付近住民は米軍のミサイル3発が
国境を越えて打ち込まれたと語ったのに対し、政府当局はアルカイダ戦闘員が自らの
爆弾により死亡したと発表している。
パキスタン軍のWaheed Arshad報道官がフランス通信(AFP)に対し明らかにした
ところによると、爆発で約30人が死亡し、うち10-15人がアラブ人やトルコ人などの
外国籍。爆発の原因については不明だが、地元の報道によればその訓練基地は
アルカイダ戦闘員が爆発物を準備するために使用していたという。また標的となった
重要人物はいなかったもよう。
同報道官はまた、この爆発にはパキスタン軍および駐アフガニスタン米軍主導の
連合部隊のどちらも関与していないと発表。また情報当局者が匿名を条件に
語ったところによると、死亡したのはアルカイダの戦闘員だという。
パキスタン国内の情勢不安定な少数民族地域ではミサイル攻撃により戦闘員と
見られる複数人が死亡しても、領土権の問題からパキスタン政府はそれが
米軍によるものであってもそれを認めることは少ない。
駐アフガニスタン米軍は関与を否定している。
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2242093/1708830 【アフガニスタン】武装勢力との戦闘激化、死者100人以上 [6/19]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1182298540/