【インド】水源問題での緊張が高まる中、ラジニカーント主演映画が公開[06/19]

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1壱軸冠蝶φ ★
待ちに待たれたタミール州のスーパースター、ラジニカーントが主演の映画”シヴァージ 
ザ・ボス”が今日、カルナタカ州でrakshana vedikeによる妨害活動に備えた警察による厳重
な警戒の中、上映された。

「今のところ、これといって困った出来事があったという報告は入っていません。」と、警察
(法と秩序)のBipin Gopalakrishna署長補佐は今日、PTIに語っている。「映画は街の10劇場
と、3ヶ所のマルチプレックスで上映されており、全ての場所を確実に警察が保護下に置いて
います。」

カルナタカ州のrakshana vedike(カンナダ語の支持団体)は、以前タミール・ナドゥ州で2つの
カンナダ語映画の上映が銃撃事件で中止されたことを受けて、カーヴィリ問題(記者注1)
で議論を巻き起こしたラジニカーントが出演する映画の上映を中止させると脅迫していた。

タミール州出身のスターであるラジニカーントは、Jayalalithaa(タミール・ナドゥ州指導者)派
であることが知られており、彼らはカルタナカ州内でのタミール語映画の上映について異論を
唱えられた際にカンナダ語作品の貧弱な作品量を指摘している。

ただカルタナカ映画商工会によれば「非カンナダ語の映画でも、以前の協定によって上映
することは保護されています。」と言っている。協定に従い、幾つかの映画館はカルタナカの
映画産業との利害関係が、沈下の一途を辿っているのを目の当たりしにしているので、非
カンナダ語の映画を上映するだろう。

>>2以降に続く)


ソース:DAIJI(英語・・・誤訳あったらごめんなさい)
http://www.daijiworld.com/news/news_disp.asp?n_id=34578&n_tit=Rajnikanth's+'Sivaji'+
Released+in+Bangalore+Amid+Tight+Security

(記者注1):カーヴィリ問題・・・インド南部を流れる大河、カーヴィリ川の水源問題。
カーヴィリ川はタミール・ナドゥ州農業地帯の貴重な水源であったが、カルタナカ州がダムを
建設したことで慢性的な水不足に悩むことになった。

タミールの映画業界が抗議集会を開き、その際にラジニカーントが対抗措置でカルタナカ州
への電力等供給停止などの所見を述べたことで、更にタミール・ナドゥ州での抗議運動に
勢いがついた。これによってカルタナカでの彼の評判は最悪なものとなったとのこと。

参考サイト(英語):http://timesofindia.indiatimes.com/articleshow/24393270.cms

依頼スレ>>403の依頼で立てました。
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1179415522/403
2壱軸冠蝶φ ★:2007/06/19(火) 21:29:42 ID:???
>>1の続き)

”シヴァージ”の場合ではカルタナカ州以外の1200の映画館で、カルタナカ州都のバンガ
ロールでは13の映画館と、都市外の4映画館が上映を行う。商工会は、フィルムの上映に
関する契約違反は一切ないと主張している。

だがカルタナカのRakshana Vedikeによれば、商工会が同意した規則に従うなら、他州での
公開から7週間経って、初めてカルタナカ州内では非カンナダ語映画は上映できるはずだ
と指摘している。

”シヴァージ”が公開されたことで、金曜日に同じくリリースされた他のカンナダ語映画の
2作品が影響を受けることになるだろう。

もっともそういった反論も、ラジニカーントのファン達は聞き流し一直線に”シヴァージ”が
上映されている映画館へと向かったのである。最もほとんどの映画館が満員になっていた
事で入場できずに失望し家へと帰った人々もいる訳だが。

映画館の関係者によれば、ほとんどの主要マルチプレックスでは火曜日の段階でチケット
は売り切れたとの事だ。ある映画館では、ファン達のなかで早い者は午前3時30分にチケット
を予約するためにやってきた。

およそ1000人ものファンが、カウンターの外でチケット購入の為に並んでいたので映画館側
は、やむを得ず午前9時前に受付を開始したという。こうして、都市部でかなりの数を占める
タミル語を話す住民は、このメガ・スターが主演する映画の上映中止はいかなる理由でも
認めないとの立場を明確にしていたのである。

ある劇場に来館したファン達は、他の200人の観客と共に楽しく映画を鑑賞した。
「何とか200枚のチケットは手に入れたんだけど、それ以上は確保できなかったから一緒に
来れなかった30人の友人がいて残念だよ。」と、今回のラジニカーント熱狂について総括し
語った。

(以上)
3七つの海の名無しさん:2007/06/19(火) 21:54:51 ID:RD6D2giu
すげーな。イチヂク
4七つの海の名無しさん
>>1 おつかれさま

ただ、ラジニカーントはバンガロールのマラータ人家庭の出身、と公表してきたはずです。
カンナダ語映画にも10本以上出ています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Rajinikanth_%28filmography%29
(タミル≫ヒンディー>テルグ>カンナダ>マラヤラム>ベンガリー=英語 くらいかと)
水問題ではタミル側に立ったとはいえ、なぜこんなに嫌われるのか不明なところです。