[ポートモレスビー 14日 ロイター] パプアニューギニア最大の刑務所では毎週囚人たちを
教会へ連れて行き、礼拝させるサービスが行われていたが、この隙に乗じて11名が脱走したという。
脱走したのはボマナ刑務所に殺人罪、強盗罪などで服役していた囚人ら。
水曜日、刑務所周囲に張り巡らされていた金網に穴を開け逃走した。
「刑務官が“礼拝サービス”に気を取られている隙に逃げられたのです」と同刑務所責任者はコメント。
すでに3名が再逮捕されたが、セキュリティに関する規則を刑務官が遵守していたかについて調査が行われているという。
同刑務所では火曜日、安い賃金に腹を立てた刑務官らが6時間に渡って仕事放棄する騒動があった。
新聞はストライキ中に正門が開け放たれたままになっていたボマナ刑務所の写真を掲載、
職員らが「刑務所としての業務を停止するぞ」と脅迫していたことを報じた。
刑務官らは“礼拝サービス”が原因ではなく、このストライキを利用して囚人が脱獄した可能性があると主張している。
パプアニューギニアの刑務所は警備態勢が万全ではなく、脱獄事件が多発している。
ソース:エキサイトニュース [ 2007年06月17日 09時10分 ]
http://excite.co.jp/News/odd/00081182039060.html