【カイロ17日共同】
イエメンからの報道によると、イスラム教シーア派に属するザイド派の民兵組織「アッシャバーブ・アルモミン」と
政府軍は16日、北部サーダ州で2004年から断続的に続いていた戦闘の停止で合意したことを明らかにした。
今年だけで双方の約4000人が犠牲になったとされる。
治安当局者によると、政府側は収監されている民兵を釈放、戦闘で被害を受けた地域の再建作業などを実施し、
民兵側は重火器を政府に引き渡す。同組織を率いる反米指導者アブドルマリク・フーシ氏らは、停戦を仲介した
カタールの首都ドーハで一定期間を過ごし、その間は政治活動などを控えることになる。
アッシャバーブ・アルモミンは現政権の欧米寄りの姿勢や汚職体質を批判。政権側は、同組織が過激思想を
扇動していると非難していた。イランやリビアが同組織を支援していたとの指摘もある。
2007/06/17 11:39 【共同通信】
ソース
http://www.47news.jp/CN/200706/CN2007061701000167.html