「ハリリ元首相暗殺事件で国連安保理決議による国際特別法廷が10日に自動発効
国内の混乱を狙った親シリア派による犯行か」
「レバノンでまた爆弾テロ、武装組織メンバー27人投降」
ベイルート北郊のキリスト教徒地区にある工業地帯で7日夜、自動車に仕掛けられた
爆弾が爆発し、レバノンLBCテレビによると1人が死亡、3人が負傷した。
酸素工場倉庫付近での爆発で、周囲の建物にも次々と引火、一帯に炎と煙が立ちこめた。
同国での爆弾テロは、北部ナハル・アルバーリド難民キャンプで武装組織「ファタハ・
イスラム」と軍の戦闘が始まった5月20日以降、5件目。いずれも反シリア派支持者が
多い地区で夜間に発生している。
同国内では「ハリリ元首相暗殺事件を裁く国際特別法廷設置の国連安保理決議が10日に
自動発効するのを前に、国内の混乱を狙った親シリア派による犯行」(政府関係者)
などの見方がある。
同難民キャンプでは、7日も断続的に戦闘が続いた。治安筋によると、軍は周囲からの砲撃で
ファタハ・イスラムへの包囲網を狭め、これまでに27人のメンバーを投降させたという。
引用元:朝日新聞
http://www.asahi.com/ (2007年06月08日10時04分)
http://www.asahi.com/international/update/0608/TKY200706080057.html