【レバノン】ベイルートの商業地区で手投げ弾、警察官・住民ら5人負傷[070528]

◇ベイルートの商業地区で手投げ弾、警察官・住民ら５人負傷

【ベイルート＝福島利之】レバノンの首都ベイルート西部のイスラム教スンニ派地区
バルビールで２７日、道路の検問所に何者かが手投げ弾で攻撃し、ＡＰ通信によると、
検問にあたっていた警官２人と国軍兵士１人と、近くにいた住民２人の計５人が負傷した。

現場は比較的にぎやかな商業地区。
犯人は車かバイクから攻撃後、逃走したという。

レバノン北部のパレスチナ難民キャンプで、国軍とパレスチナ過激派組織
「ファタハ・イスラム」が２０日に戦闘を始めて以来、ベイルートでも３度の
爆弾テロがあり、治安当局は要所に検問所を設けて警戒を強めていた。

ＡＰ通信によると、レバノン南部のパレスチナ難民キャンプ近くでも２７日、
国軍検問所に対する手投げ弾攻撃があったが、負傷者はいなかった。

ソース（読売新聞）http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070528i202.htm

セイモア・ハーシュがＣＮＮとのインタビューで驚くべきことを明らかにした。
現在、レバノン内乱への危機を作り出しているファタ・イスラムは米国と
サウジアラビアの支援を秘密裏に受けて、反シーア政策を実行していると。
難民キャンプのパレスティナ人は実際ファタ・イスラムをほとんど知らない。
パレスティナのファタ派は、ファタ・イスラムとの関係を否定している。
シニオラ政権もこの出来レースに一枚かんでいるのは間違いなさそうだ。
死亡したファタ・イスラム兵のなかに、サウジ・アラビア人がいたと報道されている。
この企みに、米国の企業メディアが協力しているのも確実だ。
http://www2.aljazeera.com/news/newsfull.php?newid=8066