【露/EU】「パートナーシップ協定」交渉、合意に至らず決裂[070519]

ロシアと欧州連合（ＥＵ）の首脳会議が十八日、サマラで開かれた。双方は、エネルギー安定供給や
貿易拡大を盛り込んだ新たな「パートナーシップ協定」の交渉入りを目指したが、合意に至らず決裂。
東欧へのミサイル防衛（ＭＤ）施設の建設計画問題などで、米ロ以上に冷却化したといわれる
ロシア・ＥＵ関係を象徴した会議となった。

会議終了後会見したロシアのプーチン大統領は新パートナーシップ協定問題が平行線に終わったことについて
「ＥＵ内に自国のエゴにとらわれる国があり、（交渉を）妨げている」と強調。これに対しＥＵ欧州委員会のバローゾ委員長は
「ＥＵ加盟国それぞれがロシアと個別の問題を抱えているが、ロシアの理解も必要」と反論、双方の溝の深さをうかがわせた。

一九九四年に調印されたロシア・ＥＵ間のパートナーシップ協定は双方の経済、エネルギー分野での協力を目指したもので、
冷戦終結後の友好関係を象徴する協定といわれる。今秋に期限切れとなるため、新たな協定づくりが必要となるが、
ＥＵ加盟国のポーランドが同協定の交渉入りに「拒否権」を行使し、暗礁に乗り上げていた。

ロシアからのエネルギー依存脱却を主張したポーランドに対し、プーチン政権が同国の食肉禁輸措置で報復。
これが「拒否権行使」の発端で、当初は他のＥＵ加盟国がポーランド説得に動いた。しかし、ＭＤ計画問題や、
エストニアにおける旧ソ連兵の銅像撤去問題などでロシアと欧州各国の対立がさらに深まり、ＥＵ内での調整は不調に終わっていた。

また会見では、モスクワなどで反政府デモが力で鎮圧されるなどロシアの民主化が後退している問題に質問が集中した。
プーチン大統領は「違法なデモを取り締まっているだけ」と強調したが、ＥＵ議長国ドイツのメルケル首相は、この日、
サマラ郊外での反政府集会に参加しようとしていたチェスの元世界チャンピオン・カスパロフ氏が空港で拘束されたことを
挙げ、「違反は取り締まるべきだが、何もしていない人に対する問題は別だ」とロシア治安当局の対応を批判した。

今回の首脳会議をめぐっては開催を前に、参加拒否を唱える声もＥＵ加盟国の間で出ていた。
このため、ＥＵ欧州委員会のマンデルソン委員はロシアとの関係が冷戦終結後「最低水準」に陥ったと指摘している。

ソース　東京新聞　2007年5月19日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007051902017263.html

>>1
関連スレです。

【EU・露】ＥＵとロシアの関係冷え込む＝新協力協定の交渉入りめど立たず［04/30］
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1177981091/

このスレは、もっと評価されていい。

欧州やロシアの情報ってホント少なくてよくわからんが
ドイツはロシアよりむしろポーランドに対して苦々しく感じてるんじゃないか？

>>4
同意、誰がみてもそう思っている！
EUのエネルギーは露意外にないから
ポーランドは拒否権をただ、使ってみたかったでけ！
露が豊になっているのが気にいらないだろうな

>>4
逆に言えばポーランドをはじめとする東欧、イギリス、フランス、スペインはドイツを苦々しく思ってる。
議長国の癖にＥＵの方針に反してロシアべったりで何やってるんだと。

ポーランドって朝鮮人みたい

プーチンは集会に集まっただけの人々を捕えたのは人権侵害だ
という批判に対して、
単なる捉え方の問題だとかなんとか言ってなかった？
まあ、これで憲法改正阻止の暗黙のプレッシャーをEUはロシアに与える
ことにはなったと思うけど・・。

>>7
全然似てねーよ

ドイツでもメルケル率いるキリスト教民主同盟は基本的に親米親ポーランド。
大連立政権内の社民党一派が親ロシア。これがヨーロッパの癌。

>>7
国際社会では朝鮮クラスだけど、
ショパンやキュリー夫人とかローマ法王とか、
偉大な人物を出してるところが違う。

>>11
国際社会でも鬼っ子の韓国朝鮮と違って、
ポーランドは政治的な運命を共にしている味方がたくさんいる。
ざっと挙げてみれば、エストニア・ラトビア・リトアニア・
ウクライナ・チェコ・ハンガリー・ルーマニア・スロバキア・グルジアなど。
アメリカ・イギリス・ノルウェー・スウェーデンもサポートしている。