【チェチェン】村が襲われ地元住民3人が死亡、掃討で武装勢力2人が死亡
チェチェン共和国の村を過激派のグループが襲い、3歳の少年を含む地元住民3人を殺害し、警察官の家を燃やした。当局者が5日語った。
南部ヴェデノ地区で4日遅く、およそ10人の武装勢力がTsa-Vedeno村を襲撃した。武装勢力は村の郊外で自動車に発砲して、子供を含む乗車していた3人を殺害した。ロシア内務省チェチェン支局が声明のなかで述べた。
この声明によると、攻撃者はロシア連邦指揮下の地元の警察官の家3軒を燃やしたが、居住者は逃げて無事だった。
ロシアのNTVテレビは、当局は過激派が地元住民に案内されたと見ており、過激派の掃討を始めたと報じた。
ロシアの情勢が不安定な北カフカスのチェチェンにおける大規模な戦いは数年前に終わったが、武装勢力はロシア連邦軍と連邦の支持を受ける地元当局に対して定期的な襲撃を仕掛け続けている。
治安掃討中の南東部アチホイ・マルタン地区で4日遅く、警察が2人の武装勢力を殺害したとロシア内務省のチェチェン支局が明らかにした。
暴力はしばしばチェチェンに隣接するロシア地域に波及した。
ダゲスタン共和国では5日、正体不明の武装勢力が警察官1人を射殺したとダゲスタンの警察が明らかにした。
3 people, including small child, killed in Chechnya
http://www.iht.com/articles/ap/2007/08/05/europe/EU-GEN-Russia-Caucasus-Violence.php