■カンガルーの数、自然に減少 間引きの可能性薄らぐ
ブリズベン4日ークイーンズランド州ブリズベン西部で行われた調査で、カンガルーーの数が
自然に減少していることが明らかになり、間引きされる可能性は薄らいでいる。
Environmental Protection Agency (EPA:環境保護局)は、特にSir David Longland prison
(サー・デーヴィッド・ロングランド刑務所)側のWacol(ワコール)周辺で、道路で死亡したり、
市街地で餓死するカンガルーが増えていることを懸念していた。
EPAは4日、同地区に現在生息するイースタングレーガンガルーは1350頭で、2003年の
調査から少なくとも25%減少していることを発表した。同局保護サービス代表のGeoff Clare
(ジェフ・クレア)氏は、減少の原因の一部は干ばつと餌の減少にあるとしながらも、
カンガルーの個体数はいまだ多く、このような形で自己調整されているのは良いことだと
述べた。EPAは地主と強力しながら、カンガルーの交通事故減少に努め、さらに、
カンガルーが同エリアで安全に生息できるよう管理政策を実施する見込み。その上で、
間引きすることなく、カンガルーの個体数を減少する方法を模索しているとのこと。(AAP)
■ソース(AustraliaNews) 05月04日 17:29
http://news.jams.tv/jlog/item/id-2494