□ISSの女性飛行士、予定より早い地球帰還へ NASA
テキサス州ヒューストン--米航空宇宙局(NASA)は29日まで
に、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の女性飛行士、スニー
タ・ウィリアムズ米海軍中佐(41)を予定より早く、6月19日に地
球へ帰還させる方針を明らかにした。
第14次長期滞在クルーとして、2006年12月10日に打ち上げ
られたシャトル「ディスカバリー」でISSに到着したウィリアムズ飛
行士は、6月末にシャトル「エンデバー」で地球へ帰還する予定だった。
しかし、今年3月に打ち上げが予定されていたシャトル「アトラン
ティス」が、2月下旬に降った大粒の「ひょう」で外部燃料タンクが損
傷し、大幅に打ち上げ日を延期したことから、「エンデバー」の打ち上
げも延期となり、予定を変更。
6月上旬に打ち上げられる予定の「アトランティス」で、帰還するこ
とになった。ウィリアムズ飛行士は、クレイ・アンダーソン飛行士と交
代する。
ウィリアムズ飛行士の宇宙滞在期間は、女性として最長の192日間
になる見込み。これまでの最長記録は、ロシアのヴァレリ・ポリヤコフ
飛行士で、437日間。
ウィリアムズ飛行士は今月16日、地上338キロの宇宙からボスト
ン・マラソンに参加し、4時間23分46秒で完走している。
出典:CNN.co.jp 2007.04.30 Web posted at: 18:35 JST- CNN/AP
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200704300027.html 画像:国際宇宙ステーション長期滞在クルーのスニータ・ウィリアムズ飛行士
http://www.cnn.co.jp/science/images/CNN200704300026.jpg
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