【イスラエル】「イスラエル政府、深刻な誤り」 レバノン紛争調査委員会が厳しく批判[04/30]

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1 ◆MISAToVVZI @飛び出せ!! 釣り仲間φ ★

イスラエル軍が昨年夏にレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラと起こした紛争
で、イスラエル政府・軍首脳部の責任を追及してきた同国の調査委員会は30日、
中間報告を発表した。

オルメルト首相を「判断に深刻な誤りがあった」、ペレツ国防相を「経験と知識の
不足が軍の対応能力を損ねた」などと厳しく批判する内容だ。

紛争に関して、政府や軍首脳部は国民から「戦果を挙げられなかった」と批判された。
今回の中間報告は首相らの辞任勧告までは踏み込んでいないが、厳しい批判をもとに
野党や国民から辞任要求が高まるのは必至だ。

昨年5月の政権発足以来、最大の危機を迎えた首相は「誤りを正していく」として
辞任は拒否する意向とみられている。

報告書は「決断が性急で、状況への配慮が十分ではない。拉致された兵士の救出など
の目標は不可能だった」と首相の指導力のなさを批判。国防相は「軍事経験と知識が
不足しているのに、専門家の助言なしで決断した。軍の準備についても確かめなかった」
と断定し、「彼が国防相であるために軍の対応能力が損なわれた」と非難した。

また、紛争後に辞任したハルーツ前参謀総長については「軍の準備不足を政府首脳に
報告せず、首相や国防相の経験不足に乗じて自分の決定を信じ込ませた。軍内部の
反対意見を政府首脳に伝えなかった」としている。

中間報告は、紛争開始から首相が国会で開戦を宣言するまでの最初の5日間と、00年
のイスラエル軍によるレバノン南部撤退後から今回の紛争までの時期を対象にした。
停戦までの全体像は、夏に出る見通しの最終報告で触れるという。

停戦直前の2日前にはイスラエル政府が激しい地上攻撃を命令し、一挙に30人以上
のイスラエル兵が死亡。「停戦間近とわかっていながら、なぜ無謀な攻撃を命じたの
か」と批判が相次いだ。

最終報告が首相らの責任を断定すれば、政権の危機はさらに深まる。

紛争開始のころは、先にイスラエルが攻められたことから、激しい反撃を国民の圧倒的
多数が支持した。だが、ヒズボラのロケット弾攻撃でイスラエル北部の約100万人
の住民が地下シェルターの生活を強いられ、拉致された兵士を取り戻すこともできな
かった。世論調査による首相の支持率はいま、2〜3%に落ち込んでいる。

ただ、首相率いる中道政党カディマとペレツ国防相の労働党などとの連立政権は、
国会(定数120)の過半数の78議席を占めて安定している。首相側近らは
「紛争開始は内閣の全会一致で、国会でもほとんどが支持した。首相1人の責任では
なく、辞任の必要はない」と主張している。

ニュースソース
http://www.asahi.com/international/update/0430/TKY200704300263.html
2七つの海の名無しさん:2007/05/01(火) 11:25:47 ID:oP6of8dc
「正しい目的のためにアクションを起こす」のは当たり前のことで、
その上で「目的を果たせなかったら結果責任を取る」ことを要求される国。
日本がこういう国でなくて良かったですね安倍首相。
3七つの海の名無しさん:2007/05/01(火) 14:56:20 ID:CojwoQvI
首相の支持率はいま、2〜3%

安倍じゃねw
4七つの海の名無しさん:2007/05/01(火) 15:57:26 ID:hYDzYI/I
5七つの海の名無しさん
>>2
民主主義の主体は選ぶ方の民衆なんだがな。

俺はイスラエルみたいな国に生まれたとしても、適切な政治家を選べる自信が無い…。