米、イランとのLNG協力、自制を要求
オーストリアの石油大手OMVとイラン石油省が液化天然ガス(LNG)生産
協力契約に調印したとの情報について、マコーマック米国務省報道官は23日、
「イランの石油・ガス分野への大規模投資を検討すべき時ではない」と批判、
オーストリア政府や関係企業に自制を求めていく方針を表明した。
マコーマック報道官は記者会見で「(協力契約は)まだ予備的な段階だと理解して
いる」と述べ、履行を思いとどまるよう説得するのはまだ可能との認識を示した。
同報道官はイランについて、核兵器の獲得を目指しているほか、テロを支援し、
イラク情勢の不安定化も画策していると改めて非難した。(ワシントン 時事)
ニュースソース
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200704250004a.nwc