【英国】ダイアナ妃追悼コンサート成功に挑むウィリアム、ヘンリー両王子…翌週のLive Earthが脅威[07/04/22]

□ダイアナ妃・追悼コンサート 成功に挑むウィリアム、ヘンリー両王子 - 英国

【ロンドン/英国 22日 AFP】7月1日に開催予定のダイアナ妃（Princess
Diana）没後10周年を記念した追悼コンサート、「コンサート・フォー・
ダイアナ（Concert for Diana）」の主催者らが、その一週間後の7月7日
に行われる「Live Earth」に危機感を募らせている、と22日現地紙が報
じた。

　英タブロイド紙News of the Worldによれば、ウィリアム（Prince
William）、ヘンリー（Prince Harry）両王子らは、同じくウェンブリー・
スタジアム（Wembley Stadium）で開催が予定されている「Live Earth」
に大きな脅威を感じており、なんとしてでもこの追悼コンサートを成功
させようと必死になっているという。

「Live Earth」は、世界7大陸で24時間にわたり同時開催される巨大ラ
イブ・フェステバル。環境問題をテーマにした今年のラインアップに
は、マドンナ（Madonna）、レッド・ホット・チリペッパーズ（Red Hot
Chili Peppers）、ジェネシス（Genesis）、デュランデュラン（Duran
Duran）、フーファイターズ（Foo Fighters）、ブラック・アイド・ピーズ
（Black Eyed Peas）、ブロック・パーティー（Bloc Party）など強力な
メンツが名を連ねている。

　ダイアナ妃追悼コンサート主催者らが、オーストラリア人歌手ジェイ
ソン・ドノヴァン（Jason Donovan）と米歌手ダニー・オズモンド（Donny
Osmond）に出演依頼をせざる終えない状況になり、そこから両王子が
危機感を感じ始めたとNews of the World紙は伝えている。

「絶対に、ダイアナ妃追悼コンサートにもっとビッグなミュージシャン
を呼ぶ必要がある。このままでは『Live Earth』ほど強烈なインパクト
がなく、エルトン・ジョン（Elton John）を除けば、若い年齢層には殆
ど魅力がない。『Live Earth』に人気バンドが総出演することで、追悼
コンサートは影が薄くなってしまうだろう。」と、部内者は続ける。

　ダイアナ妃の46回目となる誕生日に開かれるこの追悼コンサートで
は、Sirの称号を持ち、妃の葬儀でも演奏をしたエルトン・ジョン（Elton
John）、そして生前の妃が好んだバンド、デュラン・デュラン（Duran
Duran）も演奏することになってる。

　英歌手のブライアン・フェリー（Bryan Ferry）、ジョス・ストーン
（Joss Stone）、米ラッパーのファレル・ウィリアムス（Pharrell
Williams）も参加し、作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバー（Andrew
Lloyd Webber） は自作のミュージカルナンバーのメドレーを、英国ロ
イヤル・バレエ団（the English National Ballet）はパフォーマンスを披
露する予定だ。

　ロイド・ウェバーは、米ビッグスターの起用を検討中だと、News of
the World紙は伝えている。

　二人の王子は、ダイアナ妃の好きな、または好きそうな曲を集めたコ
ンサートにしたいとのことで、この方針を達成させることを誓ったという。

　ダイアナ妃は、1981年、王位継承者のチャールズ皇太子と結婚し、
英国王室の一人として大変な人気を博した。1992年に夫妻は離別し、
1996年に離婚が成立した。

出典：AFP BBNews　2007年 04月 22日 14:42:19
http://www.afpbb.com/article/1532784?lsc=1&lc=12

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