□恋人優遇問題の世銀総裁、任務継続の意向を表明
ワシントン(CNN) 世界銀行のウォルフォウィッツ総裁が05年の
就任当初、交際相手の女性を優遇したとして批判を浴びている問題で、
同総裁は15日、記者団とのインタビューで辞任説を退け、「この重要
な任務を続けたい」と表明した。
ウォルフォウィッツ総裁は、世銀職員らと2日間以上にわたって会合
を続けた後、記者団からの質問に答えた。「今後もトップとして指導力
を発揮できるのか」との問い掛けには、「多くの人が支持を示してくれ
ている」と回答。問題の調査を理事会にゆだねたことをあらためて強調
し、辞任の可能性について問われると、「調査委員会の仕事を先取りす
るつもりはない」とかわした。
ウォルフォウィッツ氏は国防副長官として対イラク開戦時の戦略立案
を担当した後、ブッシュ米大統領の指名を受けて世銀総裁に就任した。
当時、交際相手のシャハ・リツァさんが世銀で中東地域の広報を担当し
ていたため、理事会の倫理委員会に相談。「利益相反」を避けるため、
リツァさんの米国務省への出向が決まった。その際にリツァさんが異例
の昇進と昇給を認められていたことが判明し、総裁の関与をめぐる疑惑
が進退問題に発展している。
出典:CNN.co.jp 2007.04.16 Web posted at: 20:03 JST- CNN
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200704160030.html 関連スレッド:
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