チャドとの紛争で南アの仲介に期待=スーダン大統領
スーダンのバシル大統領は11日、隣国チャドとの国境紛争について、同国との緊張を
抑えるため南アフリカの仲介に期待していると語った。バシル大統領は、同日スーダン訪問を
終了するムベキ南ア大統領とともに記者会見した。
バシル大統領はこの中で、「ムベキ大統領は絶えずチャドと接触し、両国間の緊張を
抑制するための方策について話し合っている。こうした接触は現在も続いている」と強調。
さらに「うまくいけば、こうした接触が好結果をもたらすだろう」と付け加えた。
スーダン、チャド両国国境では9日夜、チャド軍が反政府武装勢力を追撃して
スーダン領内に侵入し、スーダン軍との間で激しい戦闘が起きていた。スーダン軍の
発表では、この戦闘でスーダン兵士17人が死亡した。チャド側は、双方に30人の
死者がでたとしている。
リビアの最高指導者カダフィ大佐は11日、スーダン、チャド間の緊張緩和を目指して
両国に特使を派遣した。同特使はデビ・チャド大統領と会談した後、ヌジャメナで
記者団に対し、「チャドはスーダンとの関係を改善し、正常化すると表明している」と
語った。チャド外務省高官は匿名を条件にAFP通信に対し、「アラミ外相がスーダンの
駐チャド大使に会い、国境での衝突に関してチャド政府として遺憾の意を表明した」と述べた。
http://news.livedoor.com/article/detail/3117064/ 【チャド/スーダン】両軍が国境で衝突=双方に多数の死傷者 [4/11]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1176337722/