【インド】IT業界に脅威、人件費の上昇とアジア地域等への転職者増加で人材不足 [04/02]
人件費上昇と人材不足、「家芸」のIT業界に脅威 - インド
【バンガロール/インド 2日 AFP】
年間480億ドル(約5兆650億円)規模を誇るインドのIT業界では、人件費の上昇と優秀な人材の
不足という2つの問題が、これまで優位に立ってきた同国の競争力に影響を及ぼし始めている。
インドのIT業界では、国際市場における同国の優勢に切り込もうとする中国やフィリピンへ、
より高い給与を求めて転職する者が増え、またルピー高を嫌う傾向や、通信環境や交通など
インフラ基盤の整った都市へ流出する傾向が目立っている。
国際企業情報調査会社、ダン・アンド・ブラッドストリート (Dun and Bradstreet)の
Kaushal Sampat最高執行責任者は、「こうした問題は、業界全体がグローバル規模で
対処しなければならない」と語る。
同社では前週、インドIT業界に関する報告書を初めて発表。同業界では過去10年間、
インフォシステクノロジーズ(Infosys Technologies)やウィプロ(Wipro)、タタ・コンサル
タンシー・サービシズ(Tata Consultancy Services)、サティヤム・コンピューター・サービス
(Satyam Computer Services )といったソフトウェア企業に後続する企業も成長し、
業界全体で国際的に頭角を現してきた。
報告書によると、前週、過去11年で最高の対ドル高を記録したルピーの上昇により、
インドIT業界における従業員の退職率が25%に達したという。 2009年までに約50万人の熟練した
人材の不足が見込まれ、人材を確保しようと年間15%のペースで賃上げが進んでいることも、
業界にとってのリスクとなっている。
「国内インフラの限界、中国やフィリピン、ベトナムなど低賃金の人材を提供する他の国際企業
との競争と合わせ考えると、IT企業の業績に悪影響を及ぼす可能性がある」
(Sampat最高執行責任者)
年間7%の伸びを見せ、2010年までに全世界で2兆ドル(約235兆6800億円)を超えると見込まれる
IT関連支出の増大や、欧州における新市場開放といった業界にとっての好条件も、熟練した人材の
不足と人件費の上昇で相殺されつつある。
(ニュースソース)
http://www.afpbb.com/article/1481204
2 :
七つの海の名無しさん:2007/04/03(火) 21:06:10 ID:lhLfGjJP
インドはもてはやされてるのは高学歴の優秀な人材を安く使うためであって
一般の教育がままならない人々を安く使う事は全く考えていない。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 インド!インド!
⊂彡
4 :
七つの海の名無しさん:2007/04/03(火) 21:36:10 ID:ipx0jiEY
>>2 優秀な人材を安く使えるのはインド国内のみ。
例えば日本にきたら日本での給与体系になる。
だから、インドを出られては困る。
5 :
七つの海の名無しさん:2007/04/03(火) 21:52:42 ID:S5eSCOWx
どこかと似ていると思ったらなんかポーランドと同じ状況だな。
6 :
七つの海の名無しさん:2007/04/03(火) 22:17:47 ID:+JRZYswv
NHKスペシャルでインドのinfosysって会社見たけど、
あれ結局、分析専門の派遣社員じゃないの?
余計なお世話だが、あれで国の発展につながるんだろうか・・・
インド人も中国人も朝鮮人もなんら変わらない超個人主義者の集団だな。
今まで発展しなかった理由がなんとなくわかるよ。
インドはIIT卒業生などの超エリートはみんな海外に流出。
その一方で国内はブッダの生まれ変わりとか自称バラモンとか、ジャンキーとかがいっぱい。
農家は異常に貧乏だし、教育と経済の格差が本当に悲惨なレベルで高い。
人材の国外流出抑制と貧困層の救済、底上げをしないと本当に滅びるかも。
ただ日本と違って中間層が元気なのが救いかも。わからんけど。
差別解消のために、貧乏で教育の基礎が出来ていない学生が大量に増え、
教育のレベルを著しく下げつつある。英国式の徹底的な階級分けは、少なくとも
社会格差の大きい国では有効だったと言う事だ。