【アフガニスタン】大統領、タリバン指導者をかくまっているとパキスタンを非難 [4/2]

アフガニスタンのカルザイ大統領は１日付の米紙ニューヨーク・タイムズに掲載された
インタビュー記事の中で、パキスタン情報部がイスラム原理主義勢力タリバンの
最高指導者ムハマド・オマル師をかくまっていると非難した。オマル師は約５年前に
タリバン政権が崩壊して以来、逃亡を続けているが、同大統領によると、パキスタンの
クエッタ市にかくまわれているという。

カルザイ大統領は「われわれはそのことを示す確かな情報を握っている」とし、
「残念ながら、わたしとしては黙っているわけにはいかない。もっとも、パキスタンの
友人たちは私の発言を好まないかもしれないが」と述べた。大統領はさらに、
両国国境沿いでテロ行為が復活しているのはパキスタンに責任があると
指摘するとともに、「もしパキスタンからもっと十分な協力が得られれば、
こうした越境攻撃の多くは止まるだろう」と述べた。

パキスタンとアフガニスタンはタリバン政権が崩壊して以来、自国領内で
タリバン残存勢力の活動を許しているとして、互いに非難し合っている。

http://news.livedoor.com/article/detail/3103876/

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