ポーランドを訪問中のフリード米国務次官補(欧州・ユーラシア担当)は20日、ワルシャワで
シチグウォ同国国防相と会談し、中欧にミサイル防衛システムの一部を配備する米国の
計画について話し合った。ポーランド国防省によると、会談は実務的なもので、
アフガニスタンやイラクでの任務、ミサイル防衛システムの欧州配備などが話し合われた。
米国はポーランドに迎撃ミサイル10基で構成する発射基地を、チェコに強力なレーダー施設を
設置することを望んでいる。米国は、これによってイランなどのならず者国家からの脅威に
備えると主張している。同システムの一部はすでに、米国、英国、グリーンランドに
配備されており、米国の計画では2011−12年までに配備を完了し、運用の開始を目指している。
ポーランドの最新の世論調査では、調査対象者の51%が発射基地の国内設置に反対し、
30%が賛成している。回答者の3分の2は同問題に関する国民投票を求めている。
またチェコでは、同システム配備計画をめぐって反対意見が広まっている。
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_int&k=20070321011565a 【チェコ】米国によるミサイル防衛(MD)施設建設に圧倒的多数が反対 同国西部の村で住民投票[03/18]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1174192884/