治安部隊と反政府勢力が西部で交戦、死者39人 - イラク
【バグダッド/イラク 21日 AFP】内務省高官によると20日、イラク治安部隊は西部アンバル(Anbar)州の戦闘で
「テロリスト」と見られる39人を殺害した。治安部隊はほかにアラブ系イラク人数人を含む戦闘員7人を拘束したという。
戦闘はファルージャ(Fallujah)南西のAmeriyahで20日未明に開始。治安部隊は地元少数民族の
イスラム教スンニ派(Sunni)民兵組織の支援を受け、反政府武装勢力と数時間にわたって交戦。反政府勢力の死者には
同勢力の指導者2人も含まれるという。
アンバル州内はスンニ派住民が多数を占める地域で最近、塩素ガスによるテロ事件が発生していた。
現地では25のスンニ派グループが連携し、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系など反政府武装勢力と対抗している。
http://www.afpbb.com/article/1435937