バングラデシュ:JMB幹部の死刑執行予定に伴う報復攻撃の可能性
1.報道によると、2005年11月に発生したジョロコティ県における自爆テロ
事件に関して死刑判決を受けたジャマトゥル・ムジャヒディン・バングラ
デシュ(JMB、イスラム過激派組織)幹部6人から出されていた恩赦要求
が、3月4日、アーメド大統領により却下されました。現段階では死刑執行
の日程等は明らかになっていないものの、近日中に死刑が執行される可能
性が高いと考えられます。
2.現在、バングラデシュにおいては非常事態宣言が発出され、軍を含む治
安機関が各種犯罪の取締りを強化していることから、治安は比較的安定し
ています。しかしながら、2006年末からJMB構成員が多数逮捕され、爆弾材
料が押収される事案が相次いでおり、JMBの活動自体は沈静化していないと
考えられるため、今後死刑執行に伴う報復テロ事件が発生する可能性も否
定できず、十分な注意が必要です。
3.現時点ではテロの脅威について具体的な情報を有しているわけではあり
ませんが、バングラデシュに渡航・滞在される方は、上記の内容及び現在
発出されている「渡航情報」に十分留意し、テロ事件や不測の事態に巻き
込まれることのないよう、最新の治安関連情報の入手に努めてください。
特に、テロの標的となり得る政府関係施設、宗教関係施設、市場、映画
館、民衆演芸場など人の多く集まる場所に近づかない、多数の人が集まる
場所では警戒する、周囲の状況に気をつけるなど安全確保に十分注意を払
ってください。また、テロ事件が発生した場合の対応策を再点検し、状況
に応じて適切な安全対策が講じられるように心掛けてください。
なお、爆弾事件に関しては、以下も併せて御参照ください。
(パンフレットは、
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に
掲載。)
(1)2005年10月19日付広域情報「爆弾テロ事件に関する注意事項」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(3)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策
Q&A」
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2007C087 ■ソース
外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/