【ジンバブエ】揺れる政情 野党指導者に警官が暴行 [3/13]

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1 ◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7cφ ★
ジンバブエの野党勢力、民主変革運動(MDC)のモーガン・ツァンギライ議長が警察官に
暴行を受けた事件で、最高裁判所は12日、弁護団に対し身柄を拘束されている同議長との
接見を許可した。

首都ハラレのボロデール警察署で接見した弁護士によると、暴行を受けて負傷した
ツァンギライ議長は頭部に包帯をするなど、状態はよくなかったという。

弁護団は同時に、同議長以外の野党メンバーらとの接見も希望したが、これは
果たせなかった。

ツァンギライ議長は11日、当局から禁止されていた祈りの集会を強行しようと隊列を
組んで集会場に向かっていたところ、警察隊の襲撃を受けて逮捕され、暴行を
受けたとされる。

この騒ぎでは反政府勢力側も反撃に転じ、警察隊を取り囲むなどしたため、警察隊は
催涙ガスを発射するとともに発砲、これにより1人が死亡した。

同国の人権派弁護士団は接見後、同議長への治療を早急に行うよう要請した。
弁護士のひとりは「ツァンギライ議長は全身がむくんでおり、3回も倒れた」と懸念を示した。

別の弁護士はまた、「議長の状態はよくない。体が異常にむくんでいた。むくみが
ひどいため、頭と顔の区別が付かないほどだった。警察は何の治療、処置もしていない」と
話した。

一方、スクハニソ・ヌドロブ情報相はアルジャジーラの取材に対し、「野党メンバーたちは
身柄拘束に足る行為を行った。拘束は当然だ」と強調した。   

さらに、ヌドロブ情報相は「ツァンギライ議長はこの国を非難してばかりいる。愚か者で、
国民に向けた制裁実施を諸国に頼み込んでばかりいる」と非難した。

同情報相は、「MDCに将来はない。国民は献金を私物化しているMDCなど
反政府勢力にうんざりしている」とも続けた。

ムガベ大統領率いる政権は、先月起きた反政府勢力と警察隊との衝突事件以降、
MDCなど野党勢力の反政府運動を厳しく規制している。  

これに対しロンドン在住のMDCスポークスマン、マクワイズさんはアルジャジーラの
取材に対し、「ムガベ大統領が退陣する時が来た。大統領は自暴自棄に陥り、
その結果、非暴力の国民にも暴力を加えていている」と非難した。

83歳になるムガベ大統領は1980年の同国独立以来、実権を握り、MDCをかつて
植民地支配した英国の傀儡(かいらい)として弾圧を加えている。

http://news.livedoor.com/article/detail/3072099/
2板名変更議論中@自治スレ
植民地支配した英国