「乗り遅れた飛行機をなんとかしろ」と上司から命令を受けたロシアの警官が、
「飛行機に爆弾が仕掛けられた可能性がある」と空港に電話したことで、有罪
判決を受けた。ロシア紙コメルサントが9日、伝えた。
同紙によると、ロシア西部エカテリンブルクで昨年2月、ビジネスマン2人を
見送りに行った警官が、2人が搭乗する予定だった飛行機の時間に間に合わない
ことに気付き、部下に「なんとかしろ」と命令した。
これを受け、部下の警官は空港へ「飛行機に爆発物を仕掛けたという通報があった」
と電話。通報を受け、すでに飛び立っていた乗客約40人の飛行機が、空港へ戻る
騒ぎになっていた。
何とかしろと命令した警官と部下は、それぞれ禁固21月の有罪判決に。空港に
居合わせた目撃者によると、搭乗予定だったビジネスマンは、いずれも
酔っぱらっていたという。
ニュースソース
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200703120032.html