【スーダン】バシル大統領、国連支援団の受け入れを保留［03/10］

人道危機の続くスーダン西部ダルフールへの国連支援団について、スーダンの
バシル大統領が受け入れを保留する回答を潘基文（パン・ギムン）事務総長に
送っていたことが９日分かった。

この支援団は、国連とアフリカ連合（ＡＵ）の合同部隊派遣に向けた「３段階
プロセス」の第２段階で、昨年末に国連とスーダンとの間で合意したものだった。

３段階プロセスは、現行のＡＵ部隊約７０００人を支援するため、第１段階で
１８６人、第２段階で軍・警察など約４０００人を派遣。

最終段階はＡＵと合同で約２万４０００人の展開を検討している。

だが、実際には受け入れが進まず、２月末時点で現地入りできたのは第１段階の
８１人だけ。第２段階については、潘氏が１月２４日付書簡で計画を説明、
バシル氏の回答を待っていた。

バシル氏は潘氏の書簡について「過去の合意と多くの矛盾点が見られる」と主張。
特に潘氏の「国連が指揮に全面的にかかわることが不可欠だ」との説明に「国連
はＡＵの指揮の下で支援を行うものと理解している」と反発した。

また、合同部隊についても「第２段階が決着した時点で話し合いたい」と態度を
保留した。

ニュースソース
http://www.asahi.com/international/update/0310/022.html

関連スレ
【スーダン】アフリカ連合の平和維持部隊が襲撃され2人が死亡　ダルフール地方[03/07]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1173282661/l50
【スーダン】UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)南部の帰還事業に5610万米ドルの支援を要請[070306]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1173448479/l50

あ