昨年秋に、生後1カ月の息子を「武器」のように使ってボーイフレンドに襲いかかった
母親(27)が6日、起訴容疑を認め、有罪判決を受けた。
最高で禁固5年が言い渡される可能性があるが、裁判所は先に精神鑑定の実施を命令
している。
サイトリア・グラハム被告(27)は昨年10月、ボーイフレンドとの言い争い中に、
生後1カ月の息子ジャロン君の足を持ち、バットのようにジャロン君を振り回して、
ボーイフレンドをぶったという。
ジャイロ君は頭がい骨を骨折するなどの重傷を負った。現在は傷も治り、グラハム被告
の他の子供たち4人と一緒に、グラハム被告の両親が面倒を見ている。
昨年12月の予備審問では、ジャイロ君を手当てした救急隊員らも出廷。現場に駆け
付けたとき、グラハム被告は「私が息子を振り回した。バットのように振り回して
しまった」と、かなり取り乱した様子だったと証言している。
以前の担当弁護士は、グラハム被告がジャイロ君を「武器」の様には扱っておらず、
同被告とボーイフレンドのケンカに巻き込まれたために、けがを負ったと主張して
いた。
しかし、新たに担当となった弁護士は6日、起訴容疑を認めると判断したのはグラハム
被告だったと話している。
ニュースソース
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200703070023.html