クリントン氏とオバマ氏、黒人支持狙い同じ町で演説
2007.03.05
Web posted at: 15:17 JST
- CNN/AP/REUTERS
米アラバマ州セルマ──米民主党から2008年米大統領選への出馬を表明している
バラク・オバマ上院議員(イリノイ)とヒラリー・クリントン上院議員は4日、公民権運動の
デモ隊と警官隊が激しく衝突した「セルマ大行進」から42周年にあたって個別の場所で
演説を行い、黒人の支持獲得を図った。両議員は流血沙汰の事件の犠牲から恩恵を
受けたと述べた。
オバマ議員は演説で、自身と事件とのつながりが、公民権運動の最中に黒人の父と
白人の母が出会って結婚し、自身が生まれたことに始まるとの認識を表明した。
また、クリントン議員やイラク政策には言及せず、医療保険制度やハリケーン「カトリーナ」
被災者支援、民族間の平等などについて語った。また、先日の一部報道内容を認め、
母方の祖先には奴隷所有者がいたことを明らかにした。
また、クリントン議員は「選挙権法はより多くの米国人に夢を実現する機会を与えた」と述べ、
ライバルであるオバマ議員やヒスパニック系のリチャードソン・ニューメキシコ州知事、
そして自身にも、その恩恵が与えられ続けていると指摘。
「わたしは自分のチャンスがどこから来たか知っている。そのチャンスを与えてくれたみなさんに
感謝している」と強調した。クリントン議員には、夫のビル・クリントン前大統領が同行した。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200703050014.html ▽関連スレッド
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