米国西海岸を中心に高級売春組織を運営したとして、99年に有罪判決を受けた
ジョディ・ギブソン元服役囚が元顧客の名前を暴露した自叙伝が、現地時間1日
に発売される。
人気俳優のブルース・ウィリス(51)ら有名人が実名で20人以上登場。
ウィリスは「会ったこともない」とギブソンさんとの関係を全面否定しているが、
ロスでは話題沸騰だ。
暴露本のタイトルは「ハリウッド・スーパーマダムの秘密」(原題を翻訳)。
ロサンゼルス・タイムズ紙によると、売春組織の顧客として挙げられているのは、
人気映画シリーズ「ダイハード」(88年〜)で知られるブルース・ウィリスの
ほか、「パール・ハーバー」(01年)主演のベン・アフレック(34)ら
ハリウッド俳優ら。
さらには、大リーグ・ドジャースの元監督トミー・ラソーダ氏(79)や産油国の
王族に至るまで幅広いセレブたち20人以上に上る。
ギブソンさんは90年代初めから、米国の16州と欧州にまたがる売春あっせん組織
を経営。ポルノ女優やプレイボーイ誌のモデルら約300人の売春婦を雇い、
1000人以上の顧客を抱えていた。
顧客から1回3000ドル(30万円以上)を得ていたとされる。1999年に売春
斡旋容疑などで逮捕。約3年間服役し、02年に出所していた。
ギブソンさんは顧客リストを作っていたとされ、顧客の名前、住所、電話番号だけで
なく、予約の記録や性癖までを記載していると言われていた。
しかし、公開されなかったため、顧客名をめぐりさまざまな憶測を呼んでいた。
同紙は、リストの真偽を立証する証拠はなく、当局がウィリスらを起訴することは
ないだろうとしている。
ウィリスらは弁護士を通じ「会ったこともないし、なぜリストに載っているのか
分からない」とギブソンさんとの関係を全面否定。「われわれの名前を利用して、
本の売り上げを伸ばそうとしているのではないか」と非難した。
ラソーダ氏は「そのようなうその本を出すのなら、告訴も考える」と激怒している
という。
ニュースソース
http://news.livedoor.com/article/detail/3052446/