Google傘下の動画共有サイトYouTubeの著作権侵害が取り沙汰されているが、現在も
素人作品を目当てに多くのファンが同サイトを訪れ、YouTubはますます成長を続けて
いるとする調査結果が23日、公表された。
■多くの人が求めているコンテンツは「素人作品」という調査結果が
インターネット調査会社HitWiseのBill Tancer氏いわく「YouTubeの検索キーワードの
トラフィックを見れば、みんなが求めているコンテンツは素人ユーザーの作品である
ことが分かる」という。
HitWiseはYouTubeの動画の閲覧者が入力した検索キーワードを調査した結果、多くの
人々が素人作品を探していることを解明した。
2月17日までの4週間で最も検索されたオンライン動画は、スーパーボウル( Superbowl)
の間に放映されたCMだという。
続く2位は「white and nerdy」で、3位は「Charlie the unicorn」だった。
■著作権のある動画の投稿ができなくても衰えないYouTube人気
先日には米大手メディア企業グループ・バイアコム(Viacom)が10万件以上の動画の削除
をYouTubeに求め、一方で、インターネットテレビサービス・ジュースト(Joost)と
提携して番組コンテンツを無料配信すると発表した。
また、Googleのエリック・シュミット(Eric Schmidt)最高経営責任者(CEO)は、著作
権侵害防止技術を近日導入する方針を明らかにした。
これまで業界関係者の間では、こうした動きによってYouTubeで著作権のある動画の抜粋
を投稿できなくなれば、ネットユーザーたちはより制限の低い競合サイトにすぐさま
移動してしまうのでは、という推測が広がっていた。
しかし、HitWiseの調べによると、バイアコムが2月2日に動画の削除要求を出した後の
2週間にも、YouTubeの訪問者は14%も増加しているという。
この数字は、2月3日の週に全テレビネットワークのウェブサイトを合わせたオンライン
トラフィックを上回っている。
Tancer氏は「著作権侵害防止技術の導入を発表したGoogleに、多くのが憤慨されている
ことはわかっいます」としながらも、「バイアコムのコンテンツを削除した後も、
YouTubeは成長を続けている」と語った。
ニュースソース
http://www.afpbb.com/article/1365271 関連スレ
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http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1170841587/l50