パキスタン、アフガニスタンとの国境に近いイラン南東部のザヘダンにある
女子学校で16日夜、爆弾が爆発したが、負傷者などは出なかった。
国営イラン放送などが軍報道官の話として報じた。
同地では14日、同国の精鋭部隊、イラン革命防衛隊が所有するバス近くで
車爆弾が爆発し、少なくとも11人が死亡、30人以上が負傷する事件もあった。
軍報道官によると、ザヘダンでは16日、複数の戦闘員が人心をかく乱させる
狙いで音響爆弾をさく裂させ、発電所にも発砲。
その後、逃走して、家屋に潜伏、治安部隊とにらみあっているとしている。
路上で銃撃音も聞かれたという。
同地では停電も発生した。
14日のバス攻撃では、イラクに本拠を置くイランの過激派組織「ジュンダラ」
が犯行を認めている。
同組織はこれまでイランの国境検問所などに攻撃を仕掛けている。
イランのメディアによると、14日の攻撃に使われた爆発物は「米国製」として
いるが、信ぴょう性は不明。
ニュースソース
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200702170002.html