【ニューヨーク13日時事】
ニューヨークのブルームバーグ市長は13日、
2001年の米同時テロ後にがれき撤去作業などに従事し、健康被害を訴えている人々の支援・治療体制を確立するため、
少なくとも年間1億5000万ドル(約182億円)の財政支援を連邦政府に求める方針を明らかにした。
ニューヨーク市は昨年、同時テロ後に現場で活動した人々の健康被害問題を調べる委員会を設置。
委員会は13日、連邦政府への支援要請を勧告する報告書を公表し、ブルームバーグ市長もこれを支持した。
報告書によれば、被害を受けた人々の年間治療費は3億9200万ドル(約475億円)に達する。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007021400357