高額宝くじ当選者の妻、夫の殺害容疑で逮捕 ブラジル
2007.02.01
Web�posted�at:� 20:15 �JST
- CNN/AP
リオデジャネイロ──ブラジル警察は1月末、高額宝くじに当選した男性の殺害に
関与した容疑で、男性の妻を逮捕した。妻は無実を訴えているが、男性の家族は、
妻が遺言書の書き換えを強要したと、非難している。
地元紙などによると、農業を営んでいたルネ・セナさん(54)が2005年7月に
5200万レアル(約29億円)の宝くじに当選した後、リオデジャネイロ近郊の
牧場を買収し、当時のガールフレンドだった元美容師のアドリアーナ・アルメイダ容疑者
(29)と結婚した。
しかし、セナさんは行きつけのバーで今年1月7日、武装してオートバイで乗りつけた
男2人に銃撃を受け、死亡。頭部に4発の銃弾を受けていた。武装した男は、銃撃後に
逃走した。
警察は事件後、アルメイダ容疑者から事情を聞いていたが、1月末に関与した疑いが
濃厚となったとして拘束した。検察が現在、殺人容疑で立件できるかを、検討している。
アルメイダ容疑者は地元紙などに、全くの無実だと訴えている。
一方、セナさんの家族は、セナさんの意思に反して、遺言書を書き換えさせたと
アルメイダ容疑者を非難。セナさんが新たに書いた遺言では、遺産は11人いる
セナさんの兄弟姉妹ではなく、アルメイダ容疑者と娘1人が受取人として
指定されていた。
アルメイダ容疑者はセナさんの生前、もう1人の遺産相続者が、本当にセナさんの
娘かどうか疑わしいとして、DNA鑑定を実施するよう、計画していたという。
CNN.co.jp
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200702010031.html