【イラン】ＩＡＥＡ事務局長案を「検討」…イランの核交渉責任者［01/29］

イランの核交渉責任者、ラリジャニ国家安全保障最高会議書記は２８日、国連安全保障
理事会の制裁とイランのウラン濃縮を同時に停止するとのエルバラダイ国際原子力機関
（ＩＡＥＡ）事務局長の提案を検討していることを明らかにした。

イラン国営テレビなどが伝えた。

テヘランを訪問中のロシアのイーゴリ・イワノフ安保会議書記との会談後の共同記者会見
で語ったもので、ラリジャニ書記は「この提案が、イラン核問題の解決につながるか
どうかを時間をかけて検討する必要がある」と述べた。

ただ、イラン原子力庁のサイディ次官は同日、記者団に「（濃縮）停止はイランの政策には
ない」と語っており、イランが直ちに核開発の停止に応じる可能性は低いとみられる。

エルバラダイ事務局長は今月２６日、スイスのダボスで開かれている世界経済フォーラムで、
イラン核問題の事態収拾案を示していた。

安保理が昨年１２月２３日に採択した制裁決議では、イランが濃縮や再処理活動、重水炉の
建設をすべて停止すれば、制裁措置を停止すると規定。

イランは、アフマディネジャド大統領が制裁決議を「紙くず」と非難するなど、一貫して
ウラン濃縮停止を拒否する姿勢を示してきた。

ニュースソース
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070129i304.htm

IKEAかと思った

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