【ベトナム】海を越えた息子捜し 20年目の再会果たしたが・・・[1/28]

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1依頼97@とーまφ ★
昨年末、アメリカの新聞がグエン・ティ・ハイさんというベトナム人女性のことを報じた。
この女性は所持金600ドル(約7万2000円)で、
20年来消息を絶っている息子をアメリカに捜しに来たのだった。
ハイさんは心臓病、がん、それにリューマチを患っていて、英語を話すこともできないが、
死ぬ前にもう一度息子に会いたいと思ったという。

1986年、当時16歳だった息子のトゥアンはアメリカに渡った。
その後家族に送られてきた手紙には「万事うまくいっている。
時計修理工の見習いをしている」と書かれており、笑顔の写真が同封されていた。

カリフォルニア州サンタアナという手紙の住所だけを頼りにそこを訪れると、
息子は既によそへ移ってしまっていた。ハイさんは途方にくれた。
以前誰かが「アメリカで住所もわからずに誰かを捜すのは、
海の底に落ちた針を捜すようなものだ」というのを聞いたことがあったからだ。

ハイさんは2006年9月から、病気の体をおしてカリフォルニア州南部を捜し歩いた。
ビザの期限は2007年1月まで。
彼女は息子を捜し当てる前に病に倒れてしまうのではないかと気が気でなかった。
息子の写真を何千枚もコピーして配り、誰彼かまわず息子のことを聞いて回った。
そしてウエストミンスターの警察で、二つの恐ろしい知らせを知ることになった。
一つは息子が盗みをして刑務所に入っていたこと、
もう一つはホームレスのための施設「ロサンゼルス・ミッション」に入っていたことが
あるということだった。

2006年11月、サンホセのあるレストランからハイさんのもとへ電話がかかった。
店主のフオン・レさんはこの痛ましい話をテレビで知ったという。
そして、息子のトゥアンらしき人物が
自分の母が営むレストランの裏手に住んでいるということだった。

ハイさんの話に感銘を受けた婦人がサンホセ行き列車の切符をプレゼントしてくれた。
ハイさんが訪ねた時トゥアンはいなかったが、店員たちが彼のことを知っていて、
いつもパンやめん類などをあげているという。
そんな時彼は何も言わず立っているだけだが、態度はとても礼儀正しいのだという。
店員たちは彼を探すのを手伝ってくれた。

そしてついにハイさんは、路上に横になっている息子の姿を見つける。
息子は誰だかわからない様子だったが、
彼女は息子が再びどこかに行ってしまうのを恐れるかのようにしっかり体をつかんだ。
警察を呼び、息子を病院へ連れて行くよう頼んだ。
医師によると、彼は何かのトラウマにとらわれているようだとのことだった。

実のところ、トゥアンはかつてギャングの一味で、
1995年に強盗罪で逮捕され懲役10年の刑を受けていた。
5年後に釈放されるが、条件付き釈放の規則を破って3度にわたり投獄され、
2006年1月にやっと完全に釈放された。

再会してから5日経っても、息子はハイさんのことを「おばさん」と呼んでいる。
彼女の目下の悩みは息子に「お母さん」と叫ばせることだという。

ニュースソース
ベトナムニュース 2007/01/28
http://viet-jo.com/news/special/070125123500.html
2七つの海の名無しさん:2007/01/29(月) 20:22:45 ID:7X25B83I
> 彼女の目下の悩みは息子に「お母さん」と叫ばせることだという。

贅沢なババアだな。
再会できただけでもいいとしろよ。
世の中には事件事故で死んで二度と会えない親子がごまんといるというのに。
3七つの海の名無しさん:2007/01/29(月) 20:32:01 ID:pvpjcCmj
半島人とのハーフの事かとおもた。
4七つの海の名無しさん:2007/01/29(月) 20:45:27 ID:ANWCPffZ
>>2
いーじゃねーか、悩みは持っていたほうが長い生きできるよ。
5七つの海の名無しさん:2007/01/29(月) 22:14:57 ID:He4cPPeR
切ない話じゃないか。
6七つの海の名無しさん:2007/01/29(月) 23:42:29 ID:c9hI3UFO
監獄でのトラウマだったらやっぱあれかな…
7七つの海の名無しさん:2007/01/30(火) 01:13:32 ID:XjfSR8Fm
知らないことか良いこともあるのさ
8七つの海の名無しさん:2007/01/30(火) 02:21:04 ID:IlKxPUC1
1986年、当時16歳のこの子を助けるため、親はこの子をボートに乗せた。
何人か乗り込んだボートは救助され、それでアメリカに渡った。
知り合いもなく、たった一人でアメリカに着いた16歳の男の子。
人生は大変なものだったろう。「レストランの裏手に住んでいる」って言うと
なんだか屋根のあるちゃんとした家と思うけど、そうじゃないよ、レストラン
の裏手のごみ置き場をすみかにしていたんだよ。ゴミ箱とゴミ箱の間だよ。

息子が見つかったのは奇跡のようだけど、母親の働きはすごい。息子を救った。
この息子が精神的に立ち直れるかどうかわからないけど、とにかく家族と
一緒になれてよかった。
9七つの海の名無しさん:2007/01/30(火) 03:58:12 ID:1qEk2PIR
日本で本でも出したら売れるんじゃね?
10七つの海の名無しさん:2007/01/30(火) 12:23:43 ID:gGoex7Vr
>>2
人格障害者乙。
いつか君も、君を人間に戻そうと努力してくれる誰かに出会えるといいね。
11七つの海の名無しさん
で母ちゃんちゃんと帰国したんだろうな?