欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのウェーバー独連銀総裁は26日、
12月のユーロ圏のマネーサプライの伸び加速はインフレ圧力を示している、
と述べた。
世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席している総裁は記者団に対し、
ユーロ圏マネーサプライM3の数字に触れ「対外物価圧力の緩和がみられた後、
国内の物価圧力が強まっている可能性がある。(ドイツと欧州の)インフレが
今年以降、再び2%を上回る可能性がある」と述べた。
総裁はまた、1月にIFO業況指数が予想外に低下したものの、経済見通しは
引き続き明るいと指摘。
IFO指数が依然「比較的高水準で力強い。経済が依然堅調であることを確認した。
(独)経済見通しは依然、わずかな低下にとどまっている」と述べた。
ニュースソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070127-00000464-reu-bus_all