75億円強奪事件に関与の容疑者、遺体で発見 ブラジル
---
サンパウロ(AP)
ブラジル北東部フォルタレザで05年、銀行の金庫から現金1億5,600万レアル(約75億円)が
盗まれた事件に関与した疑いで逮捕され、保釈されていた容疑者の1人が、遺体で見つかった。
ブラジル当局が21日、発表した。
事件では、犯人グループが近くの民家から
約200メートルのトンネルを掘って金庫に侵入したとみられ、
ブラジル史上最悪の銀行強盗と報じられた。
警察が20日、中部サンタイザベルの農場で、深さ約22メートルの井戸の中から、
アンセルモ・オリベイラ・マガルハエス容疑者(32)の遺体を発見した。
同容疑者は、事件後間もなく逮捕され、トンネルを掘る作業に協力したと自供。
裁判まで保釈が認められていた。
同容疑者は先週から行方不明となり、家族が届け出ていた。
警察は匿名の人物からの情報提供を受けて、農場を捜索。
遺体は首の骨が折れ、手足を縛られた状態だったという。
事件をめぐっては、同国の犯罪組織「首都第一コマンド(PCC)」のメンバーを中心に、
40人近くが起訴されている。昨年来、首謀者とされる人物らが拉致されるなど、
関係者の身辺で事件が相次いでいる。
★ ソースは、CNN [米国] とか。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200701220025.html