AP通信によると、先月25日に73歳で死去した“ソウルの帝王”ジェームス・ブラウンさん
の遺言で、内妻とその子どもが遺産の相続対象に入っていなかったことがわかった。
18日にサウスカロライナ州アイケン郡が確認した遺言状によると、ブラウンさんの遺言状は
「『ソウルのゴッドファーザー』こと、私ジェームス・ブラウンには、6人の子がいる」
という書き出しから始まり、服、宝石、ボート、自動車などの個人資産はこの6人のみで
分けるよう定めている。
晩年に生活をともにしたパートナーのトミー・レイ・ハイニーさんと、2人の間にできた5歳
の子どもの名はなかった。
ただ、遺言状の日付はハイニーさんと暮らし始める1年以上前で、子どもの誕生日から数えて
も10カ月前のものだった。このため、遺言状を管理するレイ・マッシー弁護士は、子どもには
親子鑑定を経た上で不動産などの相続権が与えられる可能性があるとし、これが確定するまで
遺産相続は行わないとした。
一方、ブラウンさんの弁護士だったバディ・ダラス氏によると、音楽の版権や広さ60エーカー
(24.3万平米)の自宅など、主要な資産は信託されており、遺言は及ばないという。
遺言状で規定している資産および信託されている資産の評価額は、明らかになっていない。
ダラス弁護士によると、ハイニーさんは2001年にブラウンさんと結婚したが、当時別の男性
と法的に結婚していたため、ブラウンさんとの結婚は無効とされた。
その後、ハイニーさんはこの男性との結婚を正式に破棄し、ブラウンさんとの結婚手続きを
再度行おうとしたが、結局、ブラウンさんとの再婚には至っていなかった。
一方、ハイニーさん側のストローム・サーモンド・ジュニア弁護士は、「おそらく訴えを
起こすことになると思う。ハイニーさんが未亡人と認定されれば、遺産の3分の1を受け取る
ことができるだろう」としている。
またロバート・ローゼン弁護士は、「2人は正式な結婚にあり、ハイニーさんには遺産の半分、
子どもにも他の6人同様、残り50%の7分の1を等しく相続する権利がある」として、訴えを
起こす姿勢を強く示した。
ニュースソース:
http://news.livedoor.com/article/detail/2986563/ 関連スレ
【米国】故ジェームス・ブラウン氏の内妻、自宅から閉め出される 正式な妻とは認められず・・・[12/27]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1167196324/l50