【パレスチナ情勢】自治政府が過去最高額26億ドルの予算案をまとめる ハマスが主導権争いでリード?[01/19]

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1飛び出せ!! 釣り仲間φ ★:2007/01/19(金) 19:52:24 ID:???

イスラム原理主義組織ハマス主導のパレスチナ自治政府が、94年の暫定自治
開始以降で最高額となる総額26億ドル(約3150億円)の07年度予算案
をまとめた。

ハマスが昨年3月に政権を掌握後、国際社会は直接支援を停止し、ハマス政府の
財政は危機的状態にある。

ハマスとアッバス自治政府議長の出身母体ファタハの対立には、市民のために
どちらが「金」を調達して統治能力を示せるかという側面もある。
ハマス政府が非現実的ともいえる予算案をまとめた背景には、こうした主導権争い
も関連しているといえそうだ。

ロイター通信によると、ハマス政府は26億ドルの主な原資として、
▽イスラム諸国を中心とした外国からの支援約14億ドル
▽イスラエルが代行徴収している税収の送金約8億4000万ドル

−−などを見込んでいる。

政治情勢に大きく左右されるだけに、専門家からは「非現実的だ」との指摘も出ている。
イスラエルは毎月5000万〜6000万ドルの関税や消費税を代行徴収しているが、
国際社会のハマス政府への支援停止に呼応してこの送金は凍結している。

ハニヤ自治政府首相らハマス幹部が外遊先から多額の現金をスーツケースで持ち帰るのは、
国際社会の封鎖に遭っても独自に資金調達できる力を誇示する意味がある。

アッバス議長も昨年暮れのオルメルト・イスラエル首相との会談で1億ドルの税金を
送金する約束を取り付け、その後、給与の未払いで約4カ月間ストライキを
続けていた公務員は職場復帰に同意した。

イスラエルは送金を遅らせていたが、アッバス議長支援を強める米国の圧力などを受け、
19日に送金を実施した。

07年度予算案は2月に審議入りする。ファタハ主導下の05年度予算は22億ドル
だったが、ハマス政府となった06年度は国際社会からの孤立に伴う混乱などで
成立しなかった。

ニュースソース
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20070120k0000m030067000c.html
2七つの海の名無しさん
収入は人の財布カヨww