【イスラエル】リブニ外相、中東の対立軸は「穏健派対過激派」……強硬姿勢から変化[01/18]

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来日中のリブニ・イスラエル外相は18日、東京都内の外国人特派員協会で講演し、
中東の対立軸がかつての「ユダヤ対アラブ」から「穏健派対過激派」に変化した
との見方を示し、穏健派アラブ諸国との連携を視野に入れていることを
明らかにした。

イランの核開発や同国の影響下にあるイラクのイスラム教シーア派の勢力伸長を懸念
する親米アラブ諸国に共闘のシグナルを送った形だ。

外相は中東が「パレスチナやレバノンなどの穏健派と、イランや(レバノンのシーア派
民兵組織)ヒズボラ、(パレスチナのイスラム原理主義組織)ハマスなどの過激派に
分裂している」と指摘、「国際社会の脅威はイスラエルではなく、イランのイスラム
過激思想だ」と断じた。

その上で「イランの過激思想と核開発を放置すれば穏健派アラブ諸国にドミノ現象が
起きる可能性がある。国際社会にはいかなる躊躇(ちゅうちょ)も許されない」と述べ、
国際社会が一致してイランへの圧力を強めるよう強調した。

停滞する中東和平でも「パレスチナ自治政府の中を穏健派と過激派に区別し、ハマス政府
でなく(穏健派の)アッバス議長に正統性を与えるべきだ」と主張、議長の支持母体
ファタハとの対話を深める方針を示した。

イスラエルのオルメルト首相は従来、ハマス政府とアッバス議長を厳密に区別せず、
「テロ組織(ハマス)の解体なくして政治的進展はない」との強硬姿勢を取り続けて
きたが、外相発言は硬直状態にある和平プロセスの打開に向けての決意を示したもの
とみられる。

ニュースソース
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20070119k0000m030061000c.html

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2七つの海の名無しさん
スンニ派の勢いが衰えただけだろ