1821年に幽閉された大西洋の孤島セントヘレナで51歳で死去した
フランスの皇帝ナポレオン1世(1769〜1821年)の死因について、
このほど米国の研究者が毒殺説を否定、保存が利く軍の配給食を取った
ことなどによる食習慣が引き金の胃がんだったとの見解を発表した。
米テキサス大のロバート・ジェンタ氏が科学誌「ネイチャー・クリニカル・
プラクティス」1月号に発表した論文によると、ナポレオンの遺体の解剖記録
を分析した結果、胃の内壁には約10センチのかいようがあり、ピロリ菌の
感染による胃がんが疑われると結論付けた。
軍の偏った配給食や戦争のストレスが背景にあるとしている。
ナポレオンの死因は、毛髪から毒物のヒ素が検出されたことで毒殺説が提起されたが、
ジェンタ氏は「当時はワイン貯蔵用のたるをヒ素で洗う習慣があり、大のワイン好き
だったナポレオンからヒ素が検出されるのは自然だ」と毒殺説を一蹴(いっしゅう)
している。
ニュースソース
http://www.asahi.com/international/update/0118/011.html 関連スレ
【イタリア】メディチ家当主・フランチェスコ1世は毒殺だった……伊科学者がヒ素を検出し判明[01/04]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1167910966/l50