イスラエルのオルメルト首相の支持率が下がり続け、有力紙ハアレツが12日付で
掲載した世論調査によると、これまでで最低の14%になった。
首相は側近が国税当局トップの収賄容疑に絡んで警察の強制捜査を受けているほか、
自らの汚職疑惑の捜査が迫っていると報道されるなど、窮地に陥っている。
首相は昨年夏のレバノン紛争で戦果を上げられなかったと批判されてから、支持率が
20〜30%台を低迷。
今回初めて10%台に落ちた。
与党の中道カディマ(前進)も、支持率を議席に換算すると現在の29議席から12に
減り、野党の右派リクード(現有12)の予想議席29や連立与党の左派労働党(同19)
の予想議席18などに追い抜かれて第4党に転落する。
ハアレツ紙は首相の支持率低下をめぐる今回の原因について触れていない。
だが、首相の首席秘書が国税庁長官=逮捕済み=の収賄容疑にかかわっているとして
2日に自宅軟禁に置かれたほか、首相自身が財務相だった一昨年の銀行民営化で知人
に便宜を図ったなどの疑惑をめぐり、正式捜査が始まるとの報道があり、
世論に影響したと見られる。
ニュースソース
http://www.asahi.com/international/update/0115/005.html 関連スレ
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http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1168444863/l50