【米・キューバ】謎に包まれたグアンタナモ米軍基地の塀の中[01/11]

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1飛び出せ!! 釣り仲間φ ★

キューバのグアンタナモ(Guantanamo)米軍基地に、米国の「対テロ戦争」による逮捕者
が初めて収容されてから、5年が経過した。

これまでに700人以上のテロ容疑者が収容され、このうち約400人は不起訴で釈放されたが、
残り400人は今も監禁されたままである。

数百人の収容者が裁判も行われないまま何年も監禁され続けており、収容所は人権侵害の
疑いがあるとして世界中から非難を浴びている。

収容所の「塀の中の生活」をリポートする。

今回撮影許可が下りた、唯一の収容者。
分かっているのはイエメン(Yemen)出身の36歳ということのみ。年に一度の取り調べが行われ、
この収容所に戻されてきた。

ここでは年に一度、軍当局者3人を前に2時間の尋問が行われ、監禁を継続するか否かが決定
される。これまでに14人が釈放されたが、約400人は収容所に戻されている。

グアンタナモには6つのキャンプがある。最新のキャンプDelta6は、撮影許可が下りなかった。
最初にできたキャンプエックスレイ(Camp X-ray)は、現在使用されていない。
空きの多いキャンプ2とキャンプ3の独房が我々に公開された。

プライバシーは無視され、必要最低限の設備しか用意されていない。
ベッドの上にはメッカ(Mecca)の方角を示す矢印があり、頭上にはコーランが下がっている。
案内人によれば、収容者には信教の自由が確保されている。

米海軍Kris Winter司令官
「1日5回の礼拝時には、収容者を移動したり礼拝を邪魔することはない。重大な任務を遂行
しなければならない時でも、礼拝を中断させたりはしない」

一時は800人近くの容疑者が収容されていた。現在の収容者数は395人。キャンプ3は閉鎖された
ばかりで、収容者らは新築のDelta6に移送された。イメージの向上化を図るのが狙いだ。

夏には60−80人の収容者が特別軍事法廷に出廷する。ただし、あくまでも裁判が行われるだけ
である。釈放が約束されたわけではない。

ニュースソース
http://www.afpbb.com/article/1228447

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