ロシア中央銀行のアンドレイ・コズロフ第一副総裁(当時41)が昨年9月に
殺害された事件で、検察当局は11日、犯行を指示した主犯格とみられる
容疑者を逮捕したと発表した。
容疑者は10日夜から11日未明の作戦で逮捕されたという。
名前は公表されていない。
インタファクス通信は匿名の警察筋の発言として、容疑者が銀行業界の人物で
あると伝えた。
コズロフ氏は金融機関の監督にあたり、マネーロンダリング(資金洗浄)に関与
したとみられる銀行の営業許可を取り消した。
事件当日はモスクワ市内でサッカー場を後にしたところを何者かに狙撃され、死亡した。
これまでの捜査では7人が拘束され、このうち数人は実行犯であることを自供した。
ニュースソース
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200701110028.html