【日本・ヨルダン】国王が訪日前に会見「日本は中東最大の支援国、重要な役割を果たして欲しい」[12/19]
ヨルダンのアブドラ国王は20日からの訪日を前に、アンマン市内の国王事務所で
読売新聞との単独会見に応じ、「我々は三つの内戦が発生する危険性に直面しており、
これを回避することが我々の責務だ」と述べ、混迷が続くイラク、レバノン、パレスチナ
の各地域情勢が内戦に発展することに強い危機感を示した。
国王は、域内の危機回避・緊張緩和のためには「中東問題の根幹であるイスラエル・
パレスチナ問題解決を優先することが不可欠」と述べ、中東和平プロセス再開の必要性
を改めて強調した。
さらに、「(イスラエル、パレスチナの)2国家方式による解決に向かっていることを示す
には、いくつかの段階を省略し、実体的な段階に進む必要がある」と指摘した。
国王の発言は和平プロセスの遅れに強い危機感を示したもの。
会見で明言は避けたが、パレスチナ自治区内でのパレスチナ人の往来を自由化させる
など、住民が実感できる実質的な「成果」をあげることを念頭に置いていると見られる。
国王はまた、イラク情勢の安定化には、マリキ政権の成功が不可欠として支援継続を
表明。
宗派抗争対策として、イラク社会各層への働きかけが必要と強調、ヨルダンとしても、
直接接触のあるイラク国内の組織などを通じて、組織間、また、政府との間の和解を働き
かける方針を示した。
国王は今回の訪日で、特に安倍首相との初会談などを通じ、2国間関係強化を図ること
に強い期待を表明するとともに、混迷する中東情勢に関連し、「日本は中東地域最大の
支援国。政治的公正さでも各界から受け入れられる存在であり、中東問題で重要な役割
を果たしてほしい」と注文した。
ニュースソース
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061218id22.htm 関連スレ
【ヨルダン】国王が「中東3地域で内戦の危機、制御不能な悪循環に」と警告[11/27]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1164587678/l50
オイルダラーに何故支援が必要なのだ?
4 :
七つの海の名無しさん:2006/12/19(火) 10:47:57 ID:SM3NNmC+
「日本は中東地域最大の支援国。
政治的公正さでも各界から受け入れられる存在であり、
中東問題で重要な役割を果たしてほしい」
5 :
七つの海の名無しさん:2006/12/19(火) 10:50:08 ID:p5/EbRQB
>>2 >>3 お金を要求してるわけじゃないよ・・。
日本が朝鮮半島のミサイルのことで6ヶ国協議やってるのと一緒。
中東問題には日本も口を出してる。
パレスチナ強硬派ゲリラをたたみこむのは日本でも至難の業
そいつらを利用しようとする奴らもたくさんいるんじゃろう?
中国や韓国と共通通貨作るくらいなら
サウジとかと作った方がいいだろ
8 :
七つの海の名無しさん:2006/12/19(火) 11:17:39 ID:vz3+q4C0
リップサービス
9 :
七つの海の名無しさん:2006/12/19(火) 11:26:04 ID:XYYt1zZG
中東とは仲良くしときたいぬ。
11 :
七つの海の名無しさん:2006/12/19(火) 13:19:07 ID:fzwFGSXw
ひるでもヨルダン
12 :
明るく楽しい大阪城 ◆V9NFYlHDBE :2006/12/19(火) 13:50:59 ID:LRaghCFU
日本の安部はアメリカのポチだから無駄
13 :
七つの海の名無しさん:2006/12/19(火) 14:16:01 ID:IpAnZ7IZ
反日にあらずんばアジアにあらず by日本マスコミ
14 :
七つの海の名無しさん:2006/12/19(火) 18:30:15 ID:j/w8oZi4
>>7 あと250年はサウジの勝ち
日本の赤字もチャラ可能
つーか五味記者はどうなったんだ?
16 :
七つの海の名無しさん:2006/12/19(火) 23:31:14 ID:0n0qcJbR
中東の中でもヨルダンの国王が一番偉いんだっけか?
17 :
七つの海の名無しさん:2006/12/20(水) 05:22:28 ID:el2y9JsT
小泉の時、中東訪問を果たして「独自外交」と言ったけど、
基本的に考え方としては賛同できる。
ただアメとの関係があるから、それを具体的にどうカバーしていくのかは
今後も長く続く課題だろう
18 :
七つの海の名無しさん:2006/12/20(水) 07:30:56 ID:bUaFkhp1
肉マンよりアンマン
>16
ハシム王家は歴史ある一族だからね.
それにくらべればサウジアラビアのサウド王家なんか完全にDQN.
“中東 3つの内戦のおそれ”
来日中の中東ヨルダンのアブドラ国王は、NHKの単独インタビューに答え、
宗派間の対立が続くイラクと、混迷が続くパレスチナ、そしてレバノンの状況を
踏まえ「中東は来年、困難な年になる。3つの内戦に直面するおそれがある」と
警告しました。
この中でアブドラ国王は、イスラム教シーア派とスンニ派の宗派対立が激化する
隣国イラクの情勢について「危険から逃れるためイラクから多くの難民がヨルダンに
流入しており、国内経済に大きな重圧となっている」と述べ、イラクでの宗派対立が
ヨルダンにも深刻な影響を与えていると指摘しました。また、パレスチナ暫定自治区で、
選挙の前倒しをめぐって対立が続いていることについて、アブドラ国王は「たいへん
危険な状況だ。国家の樹立に向けてパレスチナは理由を問わず団結すべきだ」と述べ、
対立がさらに拡大することに警戒感を示しました。そのうえで、アブドラ国王は、
シニオラ政権の退陣を求めて大規模な抗議行動が起こるなど混迷を深めているレバノン
情勢を踏まえ、「中東は来年、困難な年になる。域内で3つの内戦に直面するおそれが
ある」と警告し、これを防ぐための国際社会の努力が欠かせないと訴えました。
12月22日 17時10分 NHK