【米国】ネットに圧され名門紙大揺れ…大幅な記者リストラに編集局長らが反旗、次々と更迭される異常事態 米LAタイムズ[12/18]
ニューヨーク・タイムズなどと並ぶ米国の名門紙、ロサンゼルス(LA)・タイムズが大揺れだ。
収益低迷の親会社が打ち出す大幅な記者削減策に対し、反旗を翻した編集局長らが次々
更迭される異常事態。
地元メディアの急速な弱体化には、ロス市民からも悪影響を懸念する声が上がっている。
ロサンゼルス中心街のLAタイムズ本社。記者らが飛び回る編集局内の柱や壁には、先月
更迭されたバケー前編集局長の顔写真が掲げられていた。
顔写真のバッジを胸に着ける記者も。
新しく送り込まれた局長ら親会社側への無言の抵抗である。
「バケー局長は最後まで当紙の報道を守るために闘ってくれた。編集局のほぼ全員がまだ
彼を支持しているんだ」。
メディア担当のレイニー記者が、局内に沈む空気の重さを口にした。
親会社トリビューンはシカゴ・トリビューンなど日刊紙十一紙とテレビ局二十四局を保有。
LAタイムズを買収したのは二〇〇〇年だった。だがその後、メディア界に吹きつける
“インターネット旋風”をもろに受け、ネットへの読者や広告の流出でグループ収益は
急低下。
株主の声にも押され、傘下メディアに厳しいリストラを迫る流れとなっている。
ネット人口の多い米西海岸にあって販売低迷が著しいLAタイムズへの要求は特に過酷な
ものとなった。
トリビューン社は、買収前約千二百人いたLAタイムズの編集局スタッフを約九百四十人まで
圧縮。その上に百人規模の追加削減も求めている。
中でも編集局とのあつれきを大きくしたのは海外支局網の扱いだ。
親会社は「地元の記事に特化すべきだ」として十八ある海外支局の抜本的な縮小を要求して
きた。しかし、国際報道でピュリツァー賞を何度も受賞してきた同紙にとって「支局網はうちの
宝」と記者らの自負も強い。
ロサンゼルス周辺では、アジアや中南米からの移民も人口の過半を占めるだけに、LAタイムズ
幹部らは「国際報道の削減は読者離れを深刻化させる」と一斉に反発。
これが、ジョンソン発行人やバケー編集局長ら相次ぐ更迭への引き金を引いてしまった。
「これ以上、タイムズを弱体化させないで」
なじみの地元紙の行方に、市民も心配げな視線を送る。
それを背に、クリストファー元米国務長官ら地域のオピニオンリーダー二十人のグループは
今秋、トリビューン社に抗議文を送りつけた。
(
>>2-10あたりに続く)
ニュースソース
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20061218/mng_____kakushin000.shtml
(
>>1の続き)
同グループによると、LAタイムズの各刊のページ数は従来に比べ十ページも少なくなり、
追跡報道も減るなど、記者削減による紙面への影響は既に出てきている。
メンバーの一人、キーファー弁護士は、言論機関としての機能低下にも懸念を深める。
「どんな議論をするにしても、新聞が提供する客観的な情報が基本になる。カリフォルニア州
では住民投票で主要な政策が決まることも多く、LAタイムズの役割はとりわけ重要なのだ」と。
新聞業界の「苦境」は全米レベルで深化している。
今年四−九月の平均発行部数は2・8%減。ネットメディアに広告収入を奪われ、ニューヨーク・
タイムズなど大手紙さえも減益が続く。
トリビューン社は来年三月までに、LAタイムズなど傘下のメディア各社を売却する方針だ。
同紙の買い手としては地元のスーパーマーケット王や、大手紙USAトゥデーなどが候補に
挙がるが、どこが新オーナーになるにしても、インターネット時代に生き残れるビジネスモデル
の提示能力が問われる。全米のメディア業界がその行方を注視している。
<メモ> ロサンゼルス・タイムズ
1881年創刊。長く地元資産家、チャンドラー家が所有してきたが2000年にトリビューン社
が買収。05年に地元病院の広範な乱診を暴露するなどで過去37回もピュリツァー賞を受賞。
06年4−9月の平日平均発行部数は前年同期比8%減の約77万部。
(了)
3 :
七つの海の名無しさん:2006/12/18(月) 12:06:41 ID:bfN4KQEo
オオニシは?
またオオニシか!
5 :
七つの海の名無しさん:2006/12/18(月) 12:11:29 ID:S1wM4YLF
LAタイムズ社が名門紙?
日本の新聞は元気だなw
7 :
七つの海の名無しさん:2006/12/18(月) 12:23:06 ID://Gw9QGP
へぇ。15年前はあの新聞取っていたけど…
オオニシって"Norimitsu Onishi" ならNYTimes の記者じゃない?
輪転機を持っている人間が「世論」を代表できる時代は終わった
9 :
七つの海の名無しさん:2006/12/18(月) 12:32:14 ID:qszNO7T5
どんな議論をするにしても、新聞が提供する客観的な情報が基本になる。
どんな議論をするにしても、新聞が提供する客観的な情報が基本になる。
どんな議論をするにしても、新聞が提供する客観的な情報が基本になる。
どんな議論をするにしても、新聞が提供する客観的な情報が基本になる。
どんな議論をするにしても、新聞が提供する客観的な情報が基本になる。
10 :
七つの海の名無しさん:2006/12/18(月) 12:36:31 ID:mhOWUWHE
>どんな議論をするにしても、新聞が提供する客観的な情報が基本になる。
メディアは権力への抑止力も追加してくれw
11 :
七つの海の名無しさん:2006/12/18(月) 12:42:50 ID:+STUVcvi
> どんな議論をするにしても、新聞が提供する客観的な情報が基本になる。
ギャグですか?
まあ、叩き台にはなることは確か。
12 :
七つの海の名無しさん:2006/12/18(月) 12:59:48 ID:dJLC9SQz
どんな議論するにしても、新聞が提供する客観的報道が基本になる・・・・
そりゃ日本ではムリポ。朝、毎、中(東)なんか捏造ばっかだぞ、全然
基本にはなりまシェ〜ン。
議論をする上で客観的な情報が基本になる事に異論は無いが、
客観的な情報は新聞によってのみ得られるものではないし、
新聞の提供する情報が必ずしも客観的とは限らない。
14 :
七つの海の名無しさん:2006/12/18(月) 13:05:25 ID:i94KpHbp
10年後に朝日新聞がつぶれていますように・・・
>>14 他力本願でどうすんだ。
親や友達、会社の同僚に「朝日新聞って捏造だらけのクソ新聞」だとこぼすだけでも
効果はあるんだぜ?
分かり切ったことだな
日本と韓国の大手新聞社以外はほとんど潰れるぞ
17 :
七つの海の名無しさん:2006/12/18(月) 14:54:30 ID:yFGsTHYC
外国の工作員と化している日本の大手新聞も、落ちぶれて欲しい!
18 :
七つの海の名無しさん:2006/12/18(月) 15:04:58 ID:4lnq1vjf
また俺らか。
>>14 購読数が減っても、とあるところからお金が入ってくるので
潰れないと思います。
20 :
七つの海の名無しさん:2006/12/18(月) 17:19:23 ID:xNaS4Um/
日本人新聞読みすぎ
21 :
七つの海の名無しさん:2006/12/18(月) 21:42:56 ID:PpprQyBi
次はNYーT いよいよ朝日も秒読みだな
年収2000万が橋の下暮らしはつらいぞーー
しかも新聞記者って完璧につぶしが利かないからねえ
要は広く、浅く情報を知っておけばいいんだろ?
新聞を隅から隅まで読む暇人なんて老人しかおらんだろ
ネットで十分だよ
日本はアメリカの後追いだからもう10年以内に朝日毎日あたりもやばくなりそうだな
24 :
七つの海の名無しさん:2006/12/19(火) 00:49:35 ID:DlN9l+tL
海外支局ってどんな仕事をしてるの?
日本のマスコミは現地の新聞をただ単に翻訳してるだけって、
よく言われるけど
日本の新聞の海外支局よりここの連中の方が情報は早い。
多分、海外支局もここを読んでから配信しているんじゃないの?