【スーダン】米英両国、ダルフール地方に飛行禁止区域を設定する案を検討[12/14]

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ダルフールに飛行禁止区域を設定する案が進行中
Darfur no-fly zone to be considered
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米英両国は、国連主導の部隊がダルフール地方で展開することを
スーダン政府がさせないのであれば、当該地域上空を飛行禁止区域にすることを考えています。

アメリカ国務省のスポークスマンは水曜日、この提案がブレア英首相から、
先週のブッシュ米大統領との会談の中で提案されたことを明らかにしました。
(中略)「もし、今後数週間、そして2,3ヶ月あまりの間に、
スーダン政府が国連のプランを受け入れる準備を示さなければ、
我々は制裁に向けて動かねばならないし、より厳しい動きに移らねばならない。」
ブレア首相のスポークスマンは首相の発言として、この発言を引用しました。
「我々は、ダルフールの人々を救うために飛行禁止区域を真剣に考えるべきだと思う。
なぜなら、それは非常に深刻な状況であり、
次の段階として別の国に及ぼされようとしているからです。」

飛行禁止区域の設定は、ダルフールの村々への攻撃を助けるスーダン政府の
航空機やヘリの使用を止めさせる働きがあるでしょう。
アメリカ国務省のショーン・マコーマック(Sean McCormack)報道官は、
ブッシュ米大統領は、ひとしきり考えた後にこう返答するだろうと答えました。
「その案は、この由々しき事態に取り掛かるためには必要なことだと思う。」

(中略)しかしアメリカ政府内部では、いくつかこれに反対する声があります。
スーダン駐在のアメリカ特使、Andrew Natsiosによれば、彼はスーダンの大統領の
Omar Hassan al-Bashir(オマール・ハッサン・アル・バシル)と2時間に渡って会談したといい、
来週にはスーダンが前向きに進む可能性があることを示唆しました。
「我々は、これまでの経緯について見解の相違があることについて認めたが、
いくらか前進するために、いくつかの来週踏むべき段階があることについては同意した。」
しかし、彼はアメリカ政府がスーダン政府の言葉ではなく行動について注目していると言います。
(以下略)

★ ソースは、Al Jazeera [カタール] とか。
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/7B341C33-6C5A-49F0-98F4-7A3FC1BA5470.htm (英語)

★ 関連スレ。
【国連・スーダン】国連人権理事会、ダルフール問題で暴力停止決議を採択[11/29]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1164775229/
【スーダン】ダルフールでの紛争が周辺国に拡大 隣国チャドに侵入、数百人を虐殺[12/05]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1165312681/
【スーダン】「世界最悪の人道危機とは欧州のウソ」…ダルフールへのPKO派遣、再び危機[06/12/02]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1165031796/
【国連】人権理事会、スーダン西部ダルフール地方に調査団を派遣へ スーダン政府にPKO部隊の受け入れ迫
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1166110335/
とか。

★ スーダン。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/sudan/ (外務省)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/africa/image/map23.gif (場所)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%B3 (Wikipedia)

★ ダルフール紛争。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%B4%9B%E4%BA%89 (Wikipedia)
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