エチオピアがソマリアから撤退する最終期限
Ethiopia deadline to quit Somalia
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ソマリアの有力なイスラム教徒勢力は、エチオピア軍に対して、
1週間以内に国を去るかさもなくば「主要な攻撃」に面すると警告しました。
エチオピアは、ソマリアにいかなる戦闘軍を送っていることも否定していますが、
政府軍を支援するために数百人の戦闘訓練員を送っていることを認めています。
エチオピアに支えられていると伝えられている政府軍とイスラム勢力とで、
金曜および土曜に激しい戦闘がありました。
地域紛争がソマリアを越えて、エチオピアやエリトリアの軍に飛び火する恐れがあります。
「今日が始まりだ。もしエチオピア人が我々の国を7日以内に去らなければ、
我々は彼らを攻撃し、我々の国から追い出すだろう」
イスラム勢力の防衛軍チーフのSheikh Yusuf Mohamed Siad "Inda'ade"は言います。
また彼は、国際機関に対してエチオピアに撤退するよう圧力をかけるよう要請し、
「ソマリアで起こることの全てが彼らのせいだ」と述べました。
国連が先月、エチオピアとエリトリアを含む国をソマリアへの武器輸出禁止措置を破ったとして
警告を受けています。
イスラム法廷会議(The Union of Islamic Courts)は今年、首都・モガディシュを含む
ソマリア南部の大半を支配下に置きました。
政府はバイドアの町の周囲をコントロールしているだけです。
先週、国連安保理理事会は、イスラム法廷会議の猛烈な反対にもかかわらず、
バイドアの政府を保護するための平和維持部隊を送る計画と、
武器輸出禁止を修正する計画を承認しました。
月曜日、両者は彼らが軍隊をエチオピア国境からバイドアに向かう経路にあるTiyeglowに
送ったと言いました。先週のバイドア南西部の衝突に続いて。
「私たちの部隊は、多くの戦闘車両と供にTiyeglowに向かっています」
とイスラム法廷会議のMohamed Ibrahim Bilaalは言います。
「我々は、敵(エチオピア)がわが国に入るルートを奪うため、全ての国境の町に向かいます。」
政府軍指揮官のMohamed Ali Gaboobeは、700人の部隊を「イスラム勢力の拡大」を防ぐため
Tiyeglowに送ったと述べました。
通信員は、軍隊の増強で和平維持部隊の展開がありえなくなるのではないかと伝えています。
月曜日、部隊を派遣すると明言した唯一の国であるウガンダが、
今の状況は危険すぎると述べました。
米国、エチオピア、そしてソマリア政府は、
イスラム法廷会議がアルカイダと共に活動しているとして、非難していますが、
イスラム法廷会議側はこれを否定しています。
イスラム教徒の中には、ソマリ語を話すエチオピアやケニアの一部を
「大ソマリア」として組み入れることを話している人もいます。
★ ソースは、BBC [英国] とか。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/6171847.stm (英語)
★ 関連スレ。
【ソマリア・米国】イスラム原理主義勢力の支配が広がるソマリアへ部隊投入を 米、安保理決議案を提示[1
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1165045762/ 【ソマリア】国連安保理、ソマリアへの国際部隊の派遣を全会一致で採択[061207]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1165491520/ とか。
★ ソマリア。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/somali/ (外務省)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/africa/image/map29.gif (場所)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2 (Wikipedia)