【アフガン情勢】オーストラリアを目指したアフガン難民、亡命失敗でインドネシアの島で5年間続く悲惨な「幽閉」生活［12/11］

オーストラリアへの亡命＝密入国＝に失敗したアフガニスタン人難民４８人が今、インドネシア
中部に位置するロンボク島で”幽閉”状態のまま厳しい生活を送っている。

同島での生活は既に５年にも及ぶことなどから、オーストラリア政府に対し同５０人の亡命を認め、
入国を受け入れるべきだとの圧力が強まっている。

これらアフガニスタン人たちは２００１年１１月、インドネシア領を出発した「密航船」に乗り、
オーストラリア北部を目指した。

当時、同船に乗っていたのはアフガニスタン人を中心に約２００人だった。

しかし、同船がオーストラリア領海内に入ったところで、同国海軍の船舶に見つかり、インドネシア
領海内へ戻されてしまった。それ以来、難民たちはインドネシアの観光地バリ島のすぐ東にある
ロンボク島内で暮らしている。

アリ・ハキムさんもその１人で、オーストラリア入りを夢見て祖国を後にしたのは１３歳の時だった。
密航業者に支払った８０００ドル（約９２万円）は、亡くなった両親から受け継いだ家などを売り
払って調達した。

密航業者はその際、「確実にオーストラリアに着け、暮らせるようになる」と確約したが、密航船が
オーストラリア領海に入った直後、アリさんの夢は果かなくも打ち砕かれてしまった。

それは密航船が同国領海のアラフラ海に入った時で、同国海軍の船が行く手をさえぎり、密航船
を引っ張り、インドネシア領海内に押し戻してしまい、同海軍から「これから先は責任を終えない。
自力で航行し、陸地（インドネシア）を目指せ」と言われた。

アリさんたちのロンボク島生活がこうして始まった。
ロンボク島上陸は認めたものの、インドネシア政府はアリさんたちの亡命は認めず、”幽閉”状態
に置いた。

この間、アリさんたちを受け入れてくれる国探しが続いている。
また、この５年間、アリさんは働くことも、教育を受けることもできないでいる。

ロンボク島から出ることは許されておらず、その島内で１日当たり約２ドルで生活を維持している。

アリさんは言う。「これは生活ではない。毎日が同じことの連続だ。朝起き、自分で料理を作り、
食べて寝る。何もすることがない。これでは動物の生活と変わりない」
（>>2-10あたりに続きます）

ニュースソース
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2843327/detail

（>>1の続き）

アリさんは現状では、祖国アフガニスタンにも戻れず、オーストラリアにも行けない。

ロンボク島内には今、アリさんを含め計４８人のアフガニスタン人がこのような生活を送っている。
その生活を支えてくれるのはオーストラリア、インドネシア両政府、国連難民高等弁務官事務所
（ＵＮＨＣＲ）と国際移住機関（ＩＯＭ）だ。

オーストラリアは２００１年１０月、オーストラリアのハワード政権は難民船でやってくる亡命希望者
たちへの対応を一段と厳密化した新対策を決めていた。

同対策のひとつが、「太平洋解決」と呼ばれる、オーストラリア以外の南太平洋諸国に、
オーストラリア密航を阻止された亡命希望者たち向けの「収容所」を造ること。既に、ナウルを
はじめ南太平洋諸国の多くが「収容所」建設に合意した。

これに対し、オーストラリアの民主党選出のバートレット上院議員はロンボク島問題について、
「同島は『太平洋解決』の範囲には入らず、”秘密”の国外収容所だ」と批判している。

その上で、「ロンボク島は視界に入らず、忘れられている。同島に”幽閉”されている者たちはその
将来を閉ざされているも同然だ。生活はインドネシアなど関係政府に頼らざるを得ない状態だ」
指摘する。

オーストラリア政府は０１年の新対策を理由に、難民問題には責任はないとの主張を繰り返すだけだ。

とはいえ、アルジャジーラが入手した統計によると、同政府はＩＯＭに対し、毎年、２００万米ドル
（約２億３０００万円）を難民対策費として供出している。　

ＩＯＭへの拠出問題を問われたバンストーン移民相は「国際社会での義務を果たしている。
同拠出額は２番目に多い」と述べた。

一方、ロンボク島に駐在するＩＯＭ当局者はアルジャジーラに対し、同拠出をするのはオーストラリア
政府がこの難民問題に責任を感じているからだ、との見方を明らかにした。

（了）

日本に来ないでね

またナウルか。

国を捨てて、自分だけがいい思いをしようとして、失敗しただけだろ？
男なら、自国で国を変えるように、がんばれよ。
サムライなら、そうするよ。

こいつ等 自分だけ幸せに､なれれば良いと思ってる裏切り者だ｡

>5アホちゃう

なんか最高のニート生活じゃね?

＞密航業者はその際、「確実にオーストラリアに着け、暮らせるようになる」と確約したが、密航船が
＞オーストラリア領海に入った直後、アリさんの夢は果かなくも打ち砕かれてしまった。
観光旅行じゃねーんだ。リスクがあるのは当たり前。
死体にならずにすんだだけ、有難いと思え。

>>5
不可能だからそうしたんだろ。
>>6
なぜ幸せになったらいけないのか？

オーストラリアＧＪ！

難民や移民はイラネ。