インド技能者不足が深刻化、求める人材集まらず
■IT業界2010年に約50万人不足
インドで技術者不足が顕在化してきた。外資の進出などで需要が急拡大する一方、
教育環境の整備が遅れ、供給が間に合わないためだ。
中でも、長年インド経済を牽引(けんいん)してきたIT(情報技術)分野の技術者不足は深刻で、
経済界には高水準の成長ペースを維持できなくなるとの指摘も出始めた。
≪10年に50万人不足≫
英公共放送BBC(電子版)によると、インドソフトウエア・サービス協会は、2010年までに
約50万人の熟練技術者不足に直面するとの見通しをまとめた。06年に
300億ドルの輸出を見込むソフト産業をはじめ、インドのIT業界は技術者不足を懸念している。
同国では現在、ITやアウトソーシングのビジネスで約130万人を雇用。
IT業界が年間に約35万人の技術者を必要としているのに対し、企業側の要請を満たす
一定水準以上の技術者は、わずか15万人しか確保できない状況だ。
インドのIT企業が事業規模を拡大し続けていることに加え、半導体世界最大手の米インテルや
ソフトウエア大手の独SAPなど外資系企業の相次ぐ進出で、技術者の需要が急増。
優秀な人材を確保することが難しくなっているとみられる。
ロイター通信によると、HSBCのエコノミストは技術者不足がIT産業にとどまらず、金融や
航空産業にも広がっている状況に「労働者の数でなく労働者の質が問題になっている」と強調している。
大学などで技術を学んだ学生の絶対数は少なくないものの、十分な技術力を身につけていなかったり、
英会話などのコミュニケーションやチームワークなど基礎的な能力が欠けている人材も多いという。
【このあと3パラグラフ省略】
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200611200017a.nwc >>6 別に。そもそも過去のカテゴライズで分類できない仕事が増えてるんだから、
乞食とかでもない限り、最下層なりに富豪になった人もかなり出てきてる。
まぁ確かに割合は大きく違うがね、門戸が閉ざされたわけじゃない。