◆Syrian foreign minister to talk to Iraqi leaders(UK AlertNet/REUTERS)
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/COL935689.htm 19日、シリアのムアッリム外相がバグダッドを空路訪問する模様だ。イラク外務省の複数
の当局者が認めた。実現すれば、2003年の米国主導の多国籍軍の進攻以来、シリアの閣僚
がイラクを訪問するのは初めてとなる。
イラク・米国は、シリア国境を越えてイスラム過激派の義勇軍がイラクに流入しており、
これを同国が阻止していないとして不満を表明していたが、この件に関する協議が行われ
る模様。また、危機的なイラク情勢の解決策を見いだすため、シリア・イランと協力して
外交努力を進めるとの話がなされていた。
シーア派主導のマリキ政権はワシントンや非アラブのイランとの結び付きが強く、多くの
アラブ諸国は警戒感を持っており、アラブ系の閣僚がイラクを訪問するのは希である。
イラクのバゼリ外相は10月に、イラク近隣のスンニ派アラブ諸国がイラクの安定化を支援
する気があるかどうか、ムアッリム外相のイラク訪問が試金石になるだろうとロイター通
信に語っていた。
18日付ニューヨークタイムズ紙によると、ムアッリム外相は既に米国の超党派の「イラク
研究グループ」の共同委員長ベーカー氏(元国務長官)に面会したとのこと。
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