[ 2006年11月19日 10時09分 ]
[ベルリン 17日 ロイター] 盗んだ指輪を飲み込んだドイツ人男性の窃盗犯が、警察の取り調べ中に予
期せぬ腹痛に苦しむことになり、犯行がばれてしまうという事件が発生した。
男性が腹痛を訴えたため警察がレントゲン検査を受けに病院へ連行したところ、胃の中に盗まれた指輪の
影が映し出されたという。
窃盗事件が発生したのはドイツ西部のベルギッシュグラートバハ。非番の警察官が店舗のショーウィンド
ウから何かを盗み取った男性を目撃、その場で持ち物検査をしてみたが空箱を一つ所持していただけだっ
たという。
地元警察の広報担当者は、「この男、最初は『箱を手に取ったところ、空箱だった』と主張していまし
た。しかし店主がこの箱の中に入っていた指輪が見あたらないと証言したのです。さらに問い詰めていた
ところ、突然腹痛を訴えたため、盲腸炎かもしれないと男を病院へ連行したのです」と説明。
その後、レントゲン検査により指輪が発見されたため、医師が胃の中から指輪を取り出したという。
「偶然にも取り調べ中に腹痛が発生したのです。飲み込んだ指輪は腹痛とは何の関係もなかったようで
す。それにしてもなぜ突然お腹が痛くなったのか、その原因は全くわかりません」と広報担当者は話している。
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