北東インドでテロ 12人死亡
インドからの分離独立の動きが続く北東部のアッサム州で5日夜、爆発事件が相次ぎ、
12人が死亡、50人余りがけがをし、地元の警察では分離独立を目指す武装組織による
テロ事件とみて捜査を進めています。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/06/k20061106000125.html アッサム州の中心都市グワハティにある市場の近くで5日午後7時ごろ、買い物客などに向けて
手投げ弾が投げられ、4人が死亡しました。
さらに、その10分後、市場の中に止めてあった自転車に取り付けられた爆弾が爆発して
8人が死亡し、2件の爆発であわせて12人が死亡、50人余りがけがをしました。
インド内務省によりますと、今のところ犯行声明は出ていないということですが、警察では、
インドからの分離独立を主張してきた武装組織「アッサム解放統一戦線」によるテロ事件とみて
捜査しています。
アッサム州をめぐっては、政府と武装組織の間で停戦交渉が行われてきましたが、
武装勢力側が拘留中の幹部を解放するよう求めたため、ことし9月から交渉が中断したままに
なっています。
インド政府は、事件を受けて、緊急に内務省や軍などの幹部を招集して対策会議を開くことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/06/d20061106000125.html